掲載作品のデザイナー・インタビュー

Hidahida by Miyuki Watanabe

Hidahida by Miyuki Watanabe

amirisu25号のKALが始まっています! 今回も、デザイナーや毛糸メーカーの皆さんが豪華な景品を用意してくれました。編んだ作品に#amirisu25kal のタグをつけて投稿して下さいね。 さて、今日のブログではHidahidaをデザインしたMiyukiさんにお話を伺います。ゆったりした襟のギャザーがとても上品なセーターです。 amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか?Miyuki: 私はデザインの中にギャザーを使うことが多いです。後ろえりにギャザーを使ったことがなかったので、試してみたかったのがきっかけです。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Miyuki: えりと肩の増し目の仕方と、胸元のギャザーの編み方 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Miyuki: 煉瓦色 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Miyuki: 子供の頃、母に習って始めました。しばらく編んでいない時期があり、また編み始めたきっかけは、ニットデザイナーのmichiyoさんの本に出逢ったことです。 amirisu: 好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Miyuki: 東京都庭園美術館。緑が多くのんびり過ごせる雰囲気が好きです。 Miyukiさん、ありがとうございました!

Hidahida by Miyuki Watanabe

amirisu25号のKALが始まっています! 今回も、デザイナーや毛糸メーカーの皆さんが豪華な景品を用意してくれました。編んだ作品に#amirisu25kal のタグをつけて投稿して下さいね。 さて、今日のブログではHidahidaをデザインしたMiyukiさんにお話を伺います。ゆったりした襟のギャザーがとても上品なセーターです。 amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか?Miyuki: 私はデザインの中にギャザーを使うことが多いです。後ろえりにギャザーを使ったことがなかったので、試してみたかったのがきっかけです。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Miyuki: えりと肩の増し目の仕方と、胸元のギャザーの編み方 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Miyuki: 煉瓦色 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Miyuki: 子供の頃、母に習って始めました。しばらく編んでいない時期があり、また編み始めたきっかけは、ニットデザイナーのmichiyoさんの本に出逢ったことです。 amirisu: 好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Miyuki: 東京都庭園美術館。緑が多くのんびり過ごせる雰囲気が好きです。 Miyukiさん、ありがとうございました!

Brut by Hiromi Nagasawa

Brut by Hiromi Nagasawa

今日ご紹介するのはHiromiさんのBrut。着心地の良さと美しさが両立した素敵な作品です。デザインの過程を知ることで、ますます愛おしい一着になると思います。最後まで読んでみて下さいね。 amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか?Hiromi: 普段使っている木の椅子からインスピレーションを得ました。機能美という言葉が好きなのですが、毎日目にしているこの椅子は金物を使わずに木のパーツ同士を組み立て作るスタイルで何十年も前にデンマークの工房で作られリペアされながら使われてきたものです。それぞれのパーツは木を滑らかに削り出して作られています。背もたれは厚みを持たせてふっくらと、脚は下方に向かって緩やかにシェイプされ、無駄のない形なのに触れた時にふっと肩の力が抜けるような安心感。ただそこにあるだけで佇まいがあります。そういったセーターを作ってみたくなりました。今回セーターを構成するパーツひとつひとつを見つめ直す機会が持てて楽しかったです。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Hiromi: 要所にボリュームを持たせることでコーディネイトのアクセントになるような形の面白さと着心地良く過ごせるような機能を両立させることがコンセプトでした。Vネックのセーターでありながらボリュームのある少し詰まった襟元にして一枚でもあたたかく着られたり、太めの袖ですがギャザーを寄せずスッキリしたラインで袖口をすぼめることで、袖をたくしあげることも出来、着こなしのアクセントになるよう工夫しました。それらの部分は使う毛糸の本数を増やしているので、ゲージ自体が異なります。ゲージの違いのあるつながりの箇所をどのようにスムースに仕上げるかというところに苦労しました。セーターだけを眺めるとミニマルな印象ですが、朝、さっと着て袖をたくしあげ、さあ、今日は何をしようかなとアクティブに過ごしていただくイメージがamirisuさんのニットに似合うかなと。ハイネックのインナーの上に重ねて、インナーの裾も見せてといった重ね着のスタイルで着てもらうのも素敵だと思います。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Hiromi: L18などの濃いめの色。メリヤス編み部分がよりフラットに仕上がると思うのでボリュームのあるリブ編みが引き立つようなリッチな印象のセーターに仕上げてみたいです。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?Hiromi: 定期購読している雑誌で手編みのレッグウォーマーの作りかたを見かけたことがきっかけでした。毛糸と編針があれば一から自分の手で形にできるシンプルさに惹かれた記憶があります。すぐに編み方に書かれている材料を揃え、編み込みのレッグウォーマーなのにいきなり見よう見まねで編み始めました。編み物が好きな母には内緒で。そのレッグウォーマーは左右で仕上がりのサイズがだいぶ違っていたことはご想像のとおりです。 amirisu: 好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。Hiromi: イサム ノグチのもの。有名な彫刻家ですが、AKARIという照明器具もデザインしていて、和紙と竹から作られる提灯のような形と灯した時に柔らかく光が拡がる様子はご本人がかつていっていたように「影のない彫刻」。我が家の寝室でも使っています。

Brut by Hiromi Nagasawa

今日ご紹介するのはHiromiさんのBrut。着心地の良さと美しさが両立した素敵な作品です。デザインの過程を知ることで、ますます愛おしい一着になると思います。最後まで読んでみて下さいね。 amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか?Hiromi: 普段使っている木の椅子からインスピレーションを得ました。機能美という言葉が好きなのですが、毎日目にしているこの椅子は金物を使わずに木のパーツ同士を組み立て作るスタイルで何十年も前にデンマークの工房で作られリペアされながら使われてきたものです。それぞれのパーツは木を滑らかに削り出して作られています。背もたれは厚みを持たせてふっくらと、脚は下方に向かって緩やかにシェイプされ、無駄のない形なのに触れた時にふっと肩の力が抜けるような安心感。ただそこにあるだけで佇まいがあります。そういったセーターを作ってみたくなりました。今回セーターを構成するパーツひとつひとつを見つめ直す機会が持てて楽しかったです。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Hiromi: 要所にボリュームを持たせることでコーディネイトのアクセントになるような形の面白さと着心地良く過ごせるような機能を両立させることがコンセプトでした。Vネックのセーターでありながらボリュームのある少し詰まった襟元にして一枚でもあたたかく着られたり、太めの袖ですがギャザーを寄せずスッキリしたラインで袖口をすぼめることで、袖をたくしあげることも出来、着こなしのアクセントになるよう工夫しました。それらの部分は使う毛糸の本数を増やしているので、ゲージ自体が異なります。ゲージの違いのあるつながりの箇所をどのようにスムースに仕上げるかというところに苦労しました。セーターだけを眺めるとミニマルな印象ですが、朝、さっと着て袖をたくしあげ、さあ、今日は何をしようかなとアクティブに過ごしていただくイメージがamirisuさんのニットに似合うかなと。ハイネックのインナーの上に重ねて、インナーの裾も見せてといった重ね着のスタイルで着てもらうのも素敵だと思います。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Hiromi: L18などの濃いめの色。メリヤス編み部分がよりフラットに仕上がると思うのでボリュームのあるリブ編みが引き立つようなリッチな印象のセーターに仕上げてみたいです。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?Hiromi: 定期購読している雑誌で手編みのレッグウォーマーの作りかたを見かけたことがきっかけでした。毛糸と編針があれば一から自分の手で形にできるシンプルさに惹かれた記憶があります。すぐに編み方に書かれている材料を揃え、編み込みのレッグウォーマーなのにいきなり見よう見まねで編み始めました。編み物が好きな母には内緒で。そのレッグウォーマーは左右で仕上がりのサイズがだいぶ違っていたことはご想像のとおりです。 amirisu: 好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。Hiromi: イサム ノグチのもの。有名な彫刻家ですが、AKARIという照明器具もデザインしていて、和紙と竹から作られる提灯のような形と灯した時に柔らかく光が拡がる様子はご本人がかつていっていたように「影のない彫刻」。我が家の寝室でも使っています。

Kaiku by Ronja Hakalehto

Kaiku by Ronja Hakalehto

皆さん、25号はもうゲットしましたか?どのパターンを編むか決まったでしょうか。 今日ご紹介するのは、かわいい編み込み模様のビーニーをデザインしてくれたRonja Hakalehtoさんのインタビューです。パターンが短くて、チャートも一つだけ!編み方はシンプルなのですが、配色を変えることで複雑な模様に見えます。プレゼントにもおすすめですよ。 amirisu:  デザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Ronja: このデザインはこれまでにも時々頭に浮かんでいたのですが、今号のテーマがぴったり合って、ついに形になりました! amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Ronja: カラーワークはとても簡単でしたが、数回減目をしました。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Ronja: きれいなナチュラルカラーで編んだものも見てみたいです! amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Ronja: 学校で習いましたが、本格的に編み始めたのは卒業して10年後、夫のためにビーニーを編んだ時からです。その時からほぼ毎日編んでいます! amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Ronja: 美術館が大好きです。フィンランドには、ほとんど全ての街に地元の歴史を伝えるローカルな美術館があるんです。どの美術館もとても魅力的で、頭の中でタイムトラベルして過去に遡り、当時の生活がどんなだったか想像するのが好きです。 Ronjaさん、ありがとうございました!

Kaiku by Ronja Hakalehto

皆さん、25号はもうゲットしましたか?どのパターンを編むか決まったでしょうか。 今日ご紹介するのは、かわいい編み込み模様のビーニーをデザインしてくれたRonja Hakalehtoさんのインタビューです。パターンが短くて、チャートも一つだけ!編み方はシンプルなのですが、配色を変えることで複雑な模様に見えます。プレゼントにもおすすめですよ。 amirisu:  デザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Ronja: このデザインはこれまでにも時々頭に浮かんでいたのですが、今号のテーマがぴったり合って、ついに形になりました! amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Ronja: カラーワークはとても簡単でしたが、数回減目をしました。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Ronja: きれいなナチュラルカラーで編んだものも見てみたいです! amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Ronja: 学校で習いましたが、本格的に編み始めたのは卒業して10年後、夫のためにビーニーを編んだ時からです。その時からほぼ毎日編んでいます! amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Ronja: 美術館が大好きです。フィンランドには、ほとんど全ての街に地元の歴史を伝えるローカルな美術館があるんです。どの美術館もとても魅力的で、頭の中でタイムトラベルして過去に遡り、当時の生活がどんなだったか想像するのが好きです。 Ronjaさん、ありがとうございました!

Linii by Bérangère Cailliau

Linii by Bérangère Cailliau

今日はLiniiのデザイナー、Bérangère Cailliauさんにお話を伺っています。ラインの位置が絶妙で、シンプルながらスポーティーでおしゃれな一枚です。襟元の開き具合や控えめなパフスリーブもかわいいポイント。 amirisu:  このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Bérangère: ユニセックスで着やすいセーターを作りたいと思い、色のタッチで個性を出すことにしました。 amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Bérangère: 特にありませんでした。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Bérangère: グレーの地にサファイアブルーのラインを入れたいです。 amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Bérangère: 母がよく編み物をしていたので、彼女から自然と基本を教わることができました。それから数年間は編んでいなかったのですが、子供が生まれてから再び編むようになり、Ravelryとその素晴らしさを知ることになりました! 新しいテクニックも学び、新しい毛糸を見つけ、自分のショールを作りたいと思い始めました。その後、多くの毛糸メーカーとコラボレーションし、創造力を編み物に注ぐ機会に恵まれました。 amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Bérangère: ロベール・ドローネーやピート・モンドリアン、ワシリー・カディンスキーといった、色彩豊かで幾何学的な線を使った抽象芸術がとても好きです。 Bérangèreさん、ありがとうございました!

Linii by Bérangère Cailliau

今日はLiniiのデザイナー、Bérangère Cailliauさんにお話を伺っています。ラインの位置が絶妙で、シンプルながらスポーティーでおしゃれな一枚です。襟元の開き具合や控えめなパフスリーブもかわいいポイント。 amirisu:  このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Bérangère: ユニセックスで着やすいセーターを作りたいと思い、色のタッチで個性を出すことにしました。 amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Bérangère: 特にありませんでした。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Bérangère: グレーの地にサファイアブルーのラインを入れたいです。 amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Bérangère: 母がよく編み物をしていたので、彼女から自然と基本を教わることができました。それから数年間は編んでいなかったのですが、子供が生まれてから再び編むようになり、Ravelryとその素晴らしさを知ることになりました! 新しいテクニックも学び、新しい毛糸を見つけ、自分のショールを作りたいと思い始めました。その後、多くの毛糸メーカーとコラボレーションし、創造力を編み物に注ぐ機会に恵まれました。 amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Bérangère: ロベール・ドローネーやピート・モンドリアン、ワシリー・カディンスキーといった、色彩豊かで幾何学的な線を使った抽象芸術がとても好きです。 Bérangèreさん、ありがとうございました!

Sock Club 2023 – Call for designs!

ソックスクラブ 2023 – デザインを募集します!

魅力的でありながら実用的で、もちろん編み物としても魅力的な靴下のデザインを探しています。 amirisu Sock Clubでは、春から晩秋まで毎月、期間限定のソックスキットを発売しています。各キットには新しいオリジナルの模様と毛糸が含まれており、販売期間中にキットを購入することで、いつでも編み物に参加できます。 2022 年のソックス クラブは終了しました。来年に向けて準備を進めるのが楽しみです。靴下が小さくても、試してみたいテクニックはたくさんあるので、可能性は無限大です。 靴下のデザインに関する素晴らしいアイデアはありますか? 2023 amirisu Sock Club のアイデアの提出方法の詳細については、引き続きお読みください。 (1) デザインは原則としてamirisu Trekを使用してください。ただし、デザインによって他の糸が必要な場合はご相談ください。 (2) Sock Clubの型紙は英語と日本語で提供する予定です。 (3) 複数のサイズは必要ありません。サンプルのサイズが平均的な成人女性の場合は、1 サイズで問題ありません。 (4) 選択されたデザインについて、amirisu はサンプルの色を選択し、サンプル用の糸をデザイナーに送ります。サンプルをamirisuに返送する際の送料はデザイナーのご負担をお願いしております。 (5) amirisu は技術的な編集、チャートの作成、パターンのレイアウトと翻訳 (英語から日本語または日本語から英語) を提供します。...

ソックスクラブ 2023 – デザインを募集します!

魅力的でありながら実用的で、もちろん編み物としても魅力的な靴下のデザインを探しています。 amirisu Sock Clubでは、春から晩秋まで毎月、期間限定のソックスキットを発売しています。各キットには新しいオリジナルの模様と毛糸が含まれており、販売期間中にキットを購入することで、いつでも編み物に参加できます。 2022 年のソックス クラブは終了しました。来年に向けて準備を進めるのが楽しみです。靴下が小さくても、試してみたいテクニックはたくさんあるので、可能性は無限大です。 靴下のデザインに関する素晴らしいアイデアはありますか? 2023 amirisu Sock Club のアイデアの提出方法の詳細については、引き続きお読みください。 (1) デザインは原則としてamirisu Trekを使用してください。ただし、デザインによって他の糸が必要な場合はご相談ください。 (2) Sock Clubの型紙は英語と日本語で提供する予定です。 (3) 複数のサイズは必要ありません。サンプルのサイズが平均的な成人女性の場合は、1 サイズで問題ありません。 (4) 選択されたデザインについて、amirisu はサンプルの色を選択し、サンプル用の糸をデザイナーに送ります。サンプルをamirisuに返送する際の送料はデザイナーのご負担をお願いしております。 (5) amirisu は技術的な編集、チャートの作成、パターンのレイアウトと翻訳 (英語から日本語または日本語から英語) を提供します。...

Lisianthus by Teti Lutsak

Lisianthus by Teti Lutsak

今回はTeti Lutsakさんにお話を伺いました。デザインしてくれたのは上品なDickey、Lisianthus。軽くて首元が暖かく、とても便利なアイテムです。実はフロントのフリルの下には繊細な模様が入っていて、フリルなしでもかわいいんです。 Tetiさんが編み物を始めた経緯も興味深いですよ。 amirisu:  このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Teti: 繊細でありながらとても建築的な刺繍が施された、フリルや高い襟のあるフランスのブラウスからインスピレーションを得ました。amirisuにデザイン案を提出する数週間前にパリを訪れた際に、ガリエラ美術館へ行きました。そこは3世紀にわたる衣服が展示されているファッションの美術館で、私は何時間も過ごしました。その美術館とパリのシックな雰囲気からインスピレーションを受けたのだと思います。 amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Teti: 一番難しかったのは、変なところで膨らんだり丸まったりしないように、首と肩のシェイプとフィット感を正しく作り出すことでした。そこさえクリアしてしまえば、後はとても簡単ですぐに編めます。 とても軽くて暖かくて、Fingerinの糸で編んだ二重のタートルネックが大好きなんです。そして、フロントの小さなフリルはとっても可愛いです。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Teti: オートミールや、明るく暖かい秋の日を想像したときに思いつく全ての色で編みたいです! 幸い、Le Petit Lambswoolは美しい色がたくさん揃っていますね。 amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Teti: 博士課程の学生としての日常から逃れるために、編み物を始めました。その頃は、夜や週末に編んでいました。他の人が編んでいるものを見ながら学び、恐る恐る新しいものをキャストオンしていました。日中に従わなければならない研究室の厳しい規律に対する反抗として編み物をしていたので、パターン通りに編むことは避けていました。そういうわけで、私はデザイナーになりました。 amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Teti: 全ての民俗学博物館。つまり、私が世界のどこにいようと関係なく、あらゆる民俗学博物館が好きなんです。特に、伝統的な衣服のセクションが好きです。裁断や刺繍の技術、全てのパターンや要素について何時間もかけてじっくり見ます。 また、私自身のウクライナの伝統からも多くのインスピレーションを受けています。 そしてもちろん自然からも!自然界ではいつも不思議なことが起きているので、それに気がついて自分の行動に反映させることが大切です。今の私にとって、それは編み物のパターンをデザインすることです。 Tetiさん、ありがとうございました。

Lisianthus by Teti Lutsak

今回はTeti Lutsakさんにお話を伺いました。デザインしてくれたのは上品なDickey、Lisianthus。軽くて首元が暖かく、とても便利なアイテムです。実はフロントのフリルの下には繊細な模様が入っていて、フリルなしでもかわいいんです。 Tetiさんが編み物を始めた経緯も興味深いですよ。 amirisu:  このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Teti: 繊細でありながらとても建築的な刺繍が施された、フリルや高い襟のあるフランスのブラウスからインスピレーションを得ました。amirisuにデザイン案を提出する数週間前にパリを訪れた際に、ガリエラ美術館へ行きました。そこは3世紀にわたる衣服が展示されているファッションの美術館で、私は何時間も過ごしました。その美術館とパリのシックな雰囲気からインスピレーションを受けたのだと思います。 amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Teti: 一番難しかったのは、変なところで膨らんだり丸まったりしないように、首と肩のシェイプとフィット感を正しく作り出すことでした。そこさえクリアしてしまえば、後はとても簡単ですぐに編めます。 とても軽くて暖かくて、Fingerinの糸で編んだ二重のタートルネックが大好きなんです。そして、フロントの小さなフリルはとっても可愛いです。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Teti: オートミールや、明るく暖かい秋の日を想像したときに思いつく全ての色で編みたいです! 幸い、Le Petit Lambswoolは美しい色がたくさん揃っていますね。 amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Teti: 博士課程の学生としての日常から逃れるために、編み物を始めました。その頃は、夜や週末に編んでいました。他の人が編んでいるものを見ながら学び、恐る恐る新しいものをキャストオンしていました。日中に従わなければならない研究室の厳しい規律に対する反抗として編み物をしていたので、パターン通りに編むことは避けていました。そういうわけで、私はデザイナーになりました。 amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Teti: 全ての民俗学博物館。つまり、私が世界のどこにいようと関係なく、あらゆる民俗学博物館が好きなんです。特に、伝統的な衣服のセクションが好きです。裁断や刺繍の技術、全てのパターンや要素について何時間もかけてじっくり見ます。 また、私自身のウクライナの伝統からも多くのインスピレーションを受けています。 そしてもちろん自然からも!自然界ではいつも不思議なことが起きているので、それに気がついて自分の行動に反映させることが大切です。今の私にとって、それは編み物のパターンをデザインすることです。 Tetiさん、ありがとうございました。