掲載作品のデザイナー・インタビュー

Aviate by Karel Chan

Aviate by Karel Chan

今日のインタビューは、ヘリンボーンとガーター模様の2つのピースを組み合わせた、コンパクトなカウルをデザインしてくれたKarelさんです。 小さくて使いやすく、コントラストの低い2色の組み合わせがオシャレです。 amirisu:  このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Karel: 作品の丈夫さと全体的なバランスを保ちつつ、予想もしないようなラインと角度で遊ぶのが大好きです。 彫刻というテーマを聞いて、現代彫刻の鋭いラインを思い浮かべました。その形を上品なネックウェアに落とし込みたいと思いました。 amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Karel: ガーター模様とヘリンボーン模様という、この作品に使われている2つの編み地の動きとゲージがそれぞれ全く違ったことです!それぞれの編み地のバランスをどうするか、そして全体のまとまりを損なわずに2つのピースを組み合わせるエッジをどうするか、試行錯誤が続きました。最終的にはi-cordエッジがうまくいき、美しく仕上がりました。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Karel: リッチなオリーブグリーンとマスタードを組み合わせてみたいです。逆に、クリーム色とグレーがかったピンクのような淡くてコントラストの低い組み合わせだと、全く別の次元を創り出せるでしょう。 amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Karel: 12年前に本を読んで独学で学びました。動画などのデジタルチュートリアルが主流になりましたが、イラストや図解が入ったステッチパターンの本を読みながら技術や経験を深めていくのが今でもとても好きです。 amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Karel: 実は、私はあまり美術館に行かないんです。 でも、フィラデルフィア郊外の大学に通っていた頃に訪れたフィラデルフィア美術館で、映画「ロッキー」で有名な正面玄関の階段「ロッキー・ステップ」や、堂々とした建物を見たのは良い思い出です。切り紙アートや刺繍などの凝った作品や、イラストに惹かれることが多いです。 Karelさん、ありがとうございました。

Aviate by Karel Chan

今日のインタビューは、ヘリンボーンとガーター模様の2つのピースを組み合わせた、コンパクトなカウルをデザインしてくれたKarelさんです。 小さくて使いやすく、コントラストの低い2色の組み合わせがオシャレです。 amirisu:  このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Karel: 作品の丈夫さと全体的なバランスを保ちつつ、予想もしないようなラインと角度で遊ぶのが大好きです。 彫刻というテーマを聞いて、現代彫刻の鋭いラインを思い浮かべました。その形を上品なネックウェアに落とし込みたいと思いました。 amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Karel: ガーター模様とヘリンボーン模様という、この作品に使われている2つの編み地の動きとゲージがそれぞれ全く違ったことです!それぞれの編み地のバランスをどうするか、そして全体のまとまりを損なわずに2つのピースを組み合わせるエッジをどうするか、試行錯誤が続きました。最終的にはi-cordエッジがうまくいき、美しく仕上がりました。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Karel: リッチなオリーブグリーンとマスタードを組み合わせてみたいです。逆に、クリーム色とグレーがかったピンクのような淡くてコントラストの低い組み合わせだと、全く別の次元を創り出せるでしょう。 amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Karel: 12年前に本を読んで独学で学びました。動画などのデジタルチュートリアルが主流になりましたが、イラストや図解が入ったステッチパターンの本を読みながら技術や経験を深めていくのが今でもとても好きです。 amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Karel: 実は、私はあまり美術館に行かないんです。 でも、フィラデルフィア郊外の大学に通っていた頃に訪れたフィラデルフィア美術館で、映画「ロッキー」で有名な正面玄関の階段「ロッキー・ステップ」や、堂々とした建物を見たのは良い思い出です。切り紙アートや刺繍などの凝った作品や、イラストに惹かれることが多いです。 Karelさん、ありがとうございました。

Ritardando by Miki Teragaki

Ritardando by Miki Teragaki

今日は、絶妙な色づかいのショールをデザインしてくれたMiki Teragakiさんにお話を伺っています。身につけるだけでワンランク上の着こなしが叶ってしまう、おしゃれなMikiさんのデザインについて、詳しく聞いていきましょう! amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか?Miki: インスピレーションは特にないのですが、感覚でイラストを書いたものをデザインに落としてみました。均一ではない、色々な三角形を並べました。 そして、現在東京店でレッスンをもたせてもらっているので、様々なニッターさんたちに出会います。ベテランさんでもながら編みを楽しめる簡単なもの、初心者さんでも編めるおしゃれなものを作りたい。そんなことを考えて、どちらにも楽しんで編んでもらえるものをデザインしました。うまくバランスが取れてるのではないかなぁと思っています。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Miki: とにかく三角のバランスを考え、それぞれに均一ではない三角を納得いくまで編んでみました。うまくバランスを取れたと思っています。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Miki: 今年は気分が赤い色なので、赤をいれた組み合わせか、シックな白黒、ベージュとカーキとか。そんな組み合わせもいいなと思っています。 うーん、でも派手な色と派手な色、巻物ならではの冒険もいいですね。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?Miki: 母が私を妊娠するまで編み物を仕事にしていたので、家には毛糸と編み針が常に身近にありました。でもこどもの頃は編み物本をまじまじと眺めたこともないし、きちんと編みきった記憶がないのですが、改めて大人になって編み物本を手にしてみたら、セーターが自分で編めるなんて?!と驚き、そこからずっと夢中です。 amirisu: 好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。Miki: 小さい頃から上野公園の中にある東京都美術館と、彫刻の森美術館に連れていってもらっていたので馴染みがあります。 小さいながらにモネとゴッホが好きで、小学生の時にひまわりの絵を描く夏休みの宿題で、沢山いろんな色を混ぜて、黄色や緑をゴッホのひまわりに影響されて夢中で描いた記憶があります。 大人になってからは、コルビュジェの絵画が好きです。 どちらかといえば、美術館よりも博物館が好きなので、博物館にある鉱物や虫の剥製から色やイメージのインスピレーションを得ることが多いです。    

Ritardando by Miki Teragaki

今日は、絶妙な色づかいのショールをデザインしてくれたMiki Teragakiさんにお話を伺っています。身につけるだけでワンランク上の着こなしが叶ってしまう、おしゃれなMikiさんのデザインについて、詳しく聞いていきましょう! amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか?Miki: インスピレーションは特にないのですが、感覚でイラストを書いたものをデザインに落としてみました。均一ではない、色々な三角形を並べました。 そして、現在東京店でレッスンをもたせてもらっているので、様々なニッターさんたちに出会います。ベテランさんでもながら編みを楽しめる簡単なもの、初心者さんでも編めるおしゃれなものを作りたい。そんなことを考えて、どちらにも楽しんで編んでもらえるものをデザインしました。うまくバランスが取れてるのではないかなぁと思っています。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Miki: とにかく三角のバランスを考え、それぞれに均一ではない三角を納得いくまで編んでみました。うまくバランスを取れたと思っています。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Miki: 今年は気分が赤い色なので、赤をいれた組み合わせか、シックな白黒、ベージュとカーキとか。そんな組み合わせもいいなと思っています。 うーん、でも派手な色と派手な色、巻物ならではの冒険もいいですね。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?Miki: 母が私を妊娠するまで編み物を仕事にしていたので、家には毛糸と編み針が常に身近にありました。でもこどもの頃は編み物本をまじまじと眺めたこともないし、きちんと編みきった記憶がないのですが、改めて大人になって編み物本を手にしてみたら、セーターが自分で編めるなんて?!と驚き、そこからずっと夢中です。 amirisu: 好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。Miki: 小さい頃から上野公園の中にある東京都美術館と、彫刻の森美術館に連れていってもらっていたので馴染みがあります。 小さいながらにモネとゴッホが好きで、小学生の時にひまわりの絵を描く夏休みの宿題で、沢山いろんな色を混ぜて、黄色や緑をゴッホのひまわりに影響されて夢中で描いた記憶があります。 大人になってからは、コルビュジェの絵画が好きです。 どちらかといえば、美術館よりも博物館が好きなので、博物館にある鉱物や虫の剥製から色やイメージのインスピレーションを得ることが多いです。    

Kamon by Ksenia Naidyon

Kamon by Ksenia Naidyon

amirisu25号が発売されました!今回は京都市京セラ美術館で撮影したのですが、美術品として飾ってあってもおかしくないような美しい作品が揃いました。雑誌を眺めるのも、編むのも、身につけるのも楽しんでいただけると幸いです。 今日からこちらのブログでは、25号に参加してくれたデザイナーへのインタビューを紹介していきたいと思います。初回は、スモッキングとリブの模様がかわいいスカーフ、KamonをデザインしてくれたKsenia Naidyonさんにお話を伺っています。 amirisu:  このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Ksenia: 現代彫刻の魅惑的な形と模様は、石や石膏、金属だけで作られるのではありません。なんて事のない普通の紙も、幾何学的な形の集まりからなる複雑な構造物や、優美にカーブした波に変身することができるのです。こういった作品の折り目は、手編みのニットの一目一目と同じように、それぞれ違っていてユニークだと感じます。 寒い時期に何を編みたいか、何を身につけたいか考えた時、外に出かける時も家でくるまる時にもぴったりな、心地よいユニセックスの巻き物がよいだろうと思いました。このデザインの模様は、モダンな紙の彫刻に見られる不思議な光と影から着想を得ました。スカーフの本体部分は、影が紙の折り目を照らすような、リズミカルなリブ模様にしました。 amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Ksenia: 時間をかけて考えた点が2つあります。一つ目は、本体にどんな種類のリブを使うか。リズミカルで覚えやすく、1目ゴム編みや2目ゴム編みよりも面白いものにしたいと思ったのです。 そこで、リブにすべり目模様を足すことにしました。結果は大成功で、作品に美しい表情が出たのでとても嬉しいです。二つ目は、スモッキングのテクニックをどのように説明するか。最初の2~3列を完成させれば直感的に理解できるのですが、最初は集中力と細部への注意が必要です。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Ksenia: 真っ白か、ほのかなクリーム色で編みたいです。デザインのインスピレーションである元々の紙の彫刻に近いからです。 amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Ksenia: 5歳の時に母親から編み物を教わりました。それから15年ほどは、毛糸と編み針と別れたりよりを戻したりするような関係を続けてきました。しかしその後、編み物は変わりゆく人生の中でも不変のもの、つまり安らぎと同時に挑戦でもある、クリエイティブで完璧な趣味となりました。 私は数学の学位を取得し、その分野で長年働いてきました。2015年にサンフランシスコに移って以降は人生がまるっきり変化し、生涯をかけた情熱を編み物に捧げるのにまたとない理想的なタイミングだと思ったのです。それ以降、振り返ることなく突き進んできました。 amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Ksenia: サンフランシスコのLegion of Honor美術館が好きです。大きくはありませんが、オーギュスト・ロダンの彫刻やヨーロッパのアートの素敵なコレクションがあります。クロード・モネのヴェネツィアの大運河の絵画もあり、私のお気に入りです。美術館の建物それ自体も美しいですよ。 Kseniaさん、ありがとうございました。

Kamon by Ksenia Naidyon

amirisu25号が発売されました!今回は京都市京セラ美術館で撮影したのですが、美術品として飾ってあってもおかしくないような美しい作品が揃いました。雑誌を眺めるのも、編むのも、身につけるのも楽しんでいただけると幸いです。 今日からこちらのブログでは、25号に参加してくれたデザイナーへのインタビューを紹介していきたいと思います。初回は、スモッキングとリブの模様がかわいいスカーフ、KamonをデザインしてくれたKsenia Naidyonさんにお話を伺っています。 amirisu:  このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Ksenia: 現代彫刻の魅惑的な形と模様は、石や石膏、金属だけで作られるのではありません。なんて事のない普通の紙も、幾何学的な形の集まりからなる複雑な構造物や、優美にカーブした波に変身することができるのです。こういった作品の折り目は、手編みのニットの一目一目と同じように、それぞれ違っていてユニークだと感じます。 寒い時期に何を編みたいか、何を身につけたいか考えた時、外に出かける時も家でくるまる時にもぴったりな、心地よいユニセックスの巻き物がよいだろうと思いました。このデザインの模様は、モダンな紙の彫刻に見られる不思議な光と影から着想を得ました。スカーフの本体部分は、影が紙の折り目を照らすような、リズミカルなリブ模様にしました。 amirisu:  デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Ksenia: 時間をかけて考えた点が2つあります。一つ目は、本体にどんな種類のリブを使うか。リズミカルで覚えやすく、1目ゴム編みや2目ゴム編みよりも面白いものにしたいと思ったのです。 そこで、リブにすべり目模様を足すことにしました。結果は大成功で、作品に美しい表情が出たのでとても嬉しいです。二つ目は、スモッキングのテクニックをどのように説明するか。最初の2~3列を完成させれば直感的に理解できるのですが、最初は集中力と細部への注意が必要です。 amirisu:  もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Ksenia: 真っ白か、ほのかなクリーム色で編みたいです。デザインのインスピレーションである元々の紙の彫刻に近いからです。 amirisu:  編み物を始めたきっかけは何でしたか? Ksenia: 5歳の時に母親から編み物を教わりました。それから15年ほどは、毛糸と編み針と別れたりよりを戻したりするような関係を続けてきました。しかしその後、編み物は変わりゆく人生の中でも不変のもの、つまり安らぎと同時に挑戦でもある、クリエイティブで完璧な趣味となりました。 私は数学の学位を取得し、その分野で長年働いてきました。2015年にサンフランシスコに移って以降は人生がまるっきり変化し、生涯をかけた情熱を編み物に捧げるのにまたとない理想的なタイミングだと思ったのです。それ以降、振り返ることなく突き進んできました。 amirisu:  好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。 Ksenia: サンフランシスコのLegion of Honor美術館が好きです。大きくはありませんが、オーギュスト・ロダンの彫刻やヨーロッパのアートの素敵なコレクションがあります。クロード・モネのヴェネツィアの大運河の絵画もあり、私のお気に入りです。美術館の建物それ自体も美しいですよ。 Kseniaさん、ありがとうございました。

Cosmology DARUMA Collection 2022

Cosmology DARUMA Collection 2022

COSMOLOGY DARUMA Collection 2022! 日本で100年以上続く手芸用品メーカー、DARUMA。amirisuではこれまでDARUMA製品を海外に紹介したり、DARUMAの糸を使ったパターンブックを出版したり、様々なコラボレーションを重ねてきました。この2022年秋は、 Kiyomi BurginとSachiko Burginをゲストデザイナーに迎えて、新しいDARUMAコレクションを作成し、1冊の本にしてリリースします。今回のテーマは、Heavenly Bodies。天体です。銀河や惑星、宇宙人、無重力、ふわふわと体を包み込んでくれるニットなど、自由に想像を膨らませてデザインしてもらいました。DARUMAらしい明るいポップな色をたくさん使用し、遊び心あふれるニットになっています。可愛くスペーシーな写真は眺めているだけでも楽しい。サイズ違いでサンプルを作り、2人のモデルが着用しているので、サイズを選びやすくなっています。 書籍は全文英語ですが、日本語訳文章パターンのリーフレットが付きますので安心です。(編み図ではなく文章パターンです) 2022年9月1日発売8パターン掲載:プルオーバー 2個, カーディガン 2個, パーカー 1個,  カウル 1個,   帽子1個, 靴下1個B5サイズ、全92ページ、ハードカバーPrinted in Japan

Cosmology DARUMA Collection 2022

COSMOLOGY DARUMA Collection 2022! 日本で100年以上続く手芸用品メーカー、DARUMA。amirisuではこれまでDARUMA製品を海外に紹介したり、DARUMAの糸を使ったパターンブックを出版したり、様々なコラボレーションを重ねてきました。この2022年秋は、 Kiyomi BurginとSachiko Burginをゲストデザイナーに迎えて、新しいDARUMAコレクションを作成し、1冊の本にしてリリースします。今回のテーマは、Heavenly Bodies。天体です。銀河や惑星、宇宙人、無重力、ふわふわと体を包み込んでくれるニットなど、自由に想像を膨らませてデザインしてもらいました。DARUMAらしい明るいポップな色をたくさん使用し、遊び心あふれるニットになっています。可愛くスペーシーな写真は眺めているだけでも楽しい。サイズ違いでサンプルを作り、2人のモデルが着用しているので、サイズを選びやすくなっています。 書籍は全文英語ですが、日本語訳文章パターンのリーフレットが付きますので安心です。(編み図ではなく文章パターンです) 2022年9月1日発売8パターン掲載:プルオーバー 2個, カーディガン 2個, パーカー 1個,  カウル 1個,   帽子1個, 靴下1個B5サイズ、全92ページ、ハードカバーPrinted in Japan

Conflux by Susanne Sommer

Conflux by Susanne Sommer

今日は、体を優しく包み込んでくれるショールベストをデザインしてくれたSusanneさんにお話を伺っています。オーストリアの美味しいお菓子も紹介してくれていますよ! amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Susanne: これはショールとベストをミックスしたような、やや非伝統的な服なので、より良いフィット感にするため、そして複雑なパターンとシンプルな形のバランスを取りつつサイズ展開するため、オリジナルのスケッチにいくつか変更を加える必要がありました。   amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Susanne: 実は、Sand(薄いグレー)とRhubarb(ピンク)で別バージョンを編もうと思って、すでに糸を準備して用意しいます。いつでもキャストオンできる状態です!Curry(カレーのような黄色)も配色糸として使おうと思います。ピンクと黄色のコンビネーションが大好きです。   amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?Susanne: 小さい時に、祖母から編み物を習いましたが、祖母は残念ながら早逝してしまいました。卒業後に、自分のクリエイティブな面を再発見しようと思って編み針を再び手に取ってから、止まらなくなってずっと続けています。   amirisu: あなたの住む町や生まれ育った町の好きな場所はどこですか?簡単に紹介してください。Susanne: 私のお気に入りの場所は偶然にもConfluxのインスピレーションとなった場所でもあります。2つの川が合流する地点のすぐ近くには大きな牧草地があって、夏にはとても美しい野花が咲き乱れます。丘に囲まれた河岸や牧草地に犬の散歩に行くのが大好きです。インスピレーションに満ちた静かな場所なんですよ。   amirsiu: あなたの国や地域に伝わる手工芸や技術について、好きなものを一つ選んで教えてください。Susanne: オーストリアは料理が有名ですが、私は特にメインディッシュとして食べるホットデザートと、伝統的なクリスマスクッキーが好きでよく焼いています。私のお気に入りはVanillekipferlと呼ばれるもので、小さくて完璧な三日月型で、口の中でとろけるように仕上げるには、ちょっとした技術と練習が必要なんです。一般的には12月にだけ食べるものですが、私は夏にも1回くらいは作ります。甘いものが大好きなんです! Susanneさん、ありがとうございました!

Conflux by Susanne Sommer

今日は、体を優しく包み込んでくれるショールベストをデザインしてくれたSusanneさんにお話を伺っています。オーストリアの美味しいお菓子も紹介してくれていますよ! amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Susanne: これはショールとベストをミックスしたような、やや非伝統的な服なので、より良いフィット感にするため、そして複雑なパターンとシンプルな形のバランスを取りつつサイズ展開するため、オリジナルのスケッチにいくつか変更を加える必要がありました。   amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Susanne: 実は、Sand(薄いグレー)とRhubarb(ピンク)で別バージョンを編もうと思って、すでに糸を準備して用意しいます。いつでもキャストオンできる状態です!Curry(カレーのような黄色)も配色糸として使おうと思います。ピンクと黄色のコンビネーションが大好きです。   amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?Susanne: 小さい時に、祖母から編み物を習いましたが、祖母は残念ながら早逝してしまいました。卒業後に、自分のクリエイティブな面を再発見しようと思って編み針を再び手に取ってから、止まらなくなってずっと続けています。   amirisu: あなたの住む町や生まれ育った町の好きな場所はどこですか?簡単に紹介してください。Susanne: 私のお気に入りの場所は偶然にもConfluxのインスピレーションとなった場所でもあります。2つの川が合流する地点のすぐ近くには大きな牧草地があって、夏にはとても美しい野花が咲き乱れます。丘に囲まれた河岸や牧草地に犬の散歩に行くのが大好きです。インスピレーションに満ちた静かな場所なんですよ。   amirsiu: あなたの国や地域に伝わる手工芸や技術について、好きなものを一つ選んで教えてください。Susanne: オーストリアは料理が有名ですが、私は特にメインディッシュとして食べるホットデザートと、伝統的なクリスマスクッキーが好きでよく焼いています。私のお気に入りはVanillekipferlと呼ばれるもので、小さくて完璧な三日月型で、口の中でとろけるように仕上げるには、ちょっとした技術と練習が必要なんです。一般的には12月にだけ食べるものですが、私は夏にも1回くらいは作ります。甘いものが大好きなんです! Susanneさん、ありがとうございました!

Shophouse Tee by yamagara

Shophouse Tee by yamagara

今日はyamagaraさんへのインタビューです。シンガポールの伝統的な建築様式であるショップハウスの装飾からインスピレーションを得て、爽やかなサマーセーターをデザインしてくれました。yamagaraさんのショップハウスでの思い出話を聞くと、なんだか温かい気持ちで編みたくなります。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? yamagara: シンガポールの伝統的なショップハウスのファサードは、装飾が華やかでカラフルです。デザインの初期段階では、色使いも含めてさまざまなアイデアをスケッチし、どれも気に入っていました。その中で、春夏のデザインにふさわしいか、使いたい糸があるか、編み手にとって面白い編み方にできるかなどを考えながら、ショップハウスのエッセンスを伝えるアイデアに絞り込んでいきました。難しかったですが、やり甲斐がありました! amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか? yamagara: デザインの際のスワッチで使った、ParadeのParis(白)で編みたいです。ケーブルとレースの模様が綺麗に浮かび上がる色です。白は、色温度の微妙な違いでさまざまな雰囲気を表現します。Parisは、静かでちょうど良い温かみがあり、目に優しく、とても上品な色だと思います。 amirisu: あなたの住む町や生まれ育った町の好きな場所はどこですか? yamagara: 私はショップハウスで育ちました。両親は一階に店を構えていて、そのすぐ上に私たちの居住スペースがありました。両親は、私と兄弟の面倒を仕事中に見るために、ショップハウスで暮らし、働くことにしたのです。祖父は毎日やってきて、店の手伝いをしたり座っておしゃべりをしたりしていました。正面のドアは文字通り一日中開いていました。子供の頃は、ほとんどの時間を近所の子供たちと屋外で遊んで過ごしました。ショップハウスは私たち家族の絆を深め、幸せな子供時代を私に与えてくれました。 amirsiu: あなたの国や地域に伝わる手工芸や技術について、好きなものを一つ選んで教えてください。 yamagara: クエと呼ばれる、甘くて香ばしい一口サイズの伝統的なお菓子作りを習得したいです。クエは、東南アジアの和菓子だと考えてみてください。形も色もさまざまで魅力的です。クエを売っている店を見つけると、ついつい見とれてしまったり、おやつに買ってしまったりします。クエ好きが高じて、最近、クエからインスピレーションを得たLapisとManisという2つのプルオーバーをデザインしました!Shophouse Teeと一緒に、これらのデザインを通して、世界中のニッターに私のHeritageを垣間見てもらえたらと思います。 yamagaraさん、ありがとうございました。

Shophouse Tee by yamagara

今日はyamagaraさんへのインタビューです。シンガポールの伝統的な建築様式であるショップハウスの装飾からインスピレーションを得て、爽やかなサマーセーターをデザインしてくれました。yamagaraさんのショップハウスでの思い出話を聞くと、なんだか温かい気持ちで編みたくなります。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? yamagara: シンガポールの伝統的なショップハウスのファサードは、装飾が華やかでカラフルです。デザインの初期段階では、色使いも含めてさまざまなアイデアをスケッチし、どれも気に入っていました。その中で、春夏のデザインにふさわしいか、使いたい糸があるか、編み手にとって面白い編み方にできるかなどを考えながら、ショップハウスのエッセンスを伝えるアイデアに絞り込んでいきました。難しかったですが、やり甲斐がありました! amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか? yamagara: デザインの際のスワッチで使った、ParadeのParis(白)で編みたいです。ケーブルとレースの模様が綺麗に浮かび上がる色です。白は、色温度の微妙な違いでさまざまな雰囲気を表現します。Parisは、静かでちょうど良い温かみがあり、目に優しく、とても上品な色だと思います。 amirisu: あなたの住む町や生まれ育った町の好きな場所はどこですか? yamagara: 私はショップハウスで育ちました。両親は一階に店を構えていて、そのすぐ上に私たちの居住スペースがありました。両親は、私と兄弟の面倒を仕事中に見るために、ショップハウスで暮らし、働くことにしたのです。祖父は毎日やってきて、店の手伝いをしたり座っておしゃべりをしたりしていました。正面のドアは文字通り一日中開いていました。子供の頃は、ほとんどの時間を近所の子供たちと屋外で遊んで過ごしました。ショップハウスは私たち家族の絆を深め、幸せな子供時代を私に与えてくれました。 amirsiu: あなたの国や地域に伝わる手工芸や技術について、好きなものを一つ選んで教えてください。 yamagara: クエと呼ばれる、甘くて香ばしい一口サイズの伝統的なお菓子作りを習得したいです。クエは、東南アジアの和菓子だと考えてみてください。形も色もさまざまで魅力的です。クエを売っている店を見つけると、ついつい見とれてしまったり、おやつに買ってしまったりします。クエ好きが高じて、最近、クエからインスピレーションを得たLapisとManisという2つのプルオーバーをデザインしました!Shophouse Teeと一緒に、これらのデザインを通して、世界中のニッターに私のHeritageを垣間見てもらえたらと思います。 yamagaraさん、ありがとうございました。