掲載作品のデザイナー・インタビュー

Featured: Moonlight by Megumi Sawada

Featured: Moonlight by Megumi Sawada

いよいよ来週には最新号リリースです!どんな春夏のウェアやアクセサリーが揃っているのか、私達もとても楽しみにしています。 今週はamirisu15号MoonlightのデザイナーであるMegumi Sawadaさんをご紹介します。システムエンジニアとしてお忙しく働く傍ら編み物に熱中し、WALNUT Tokyoにもよくいらして下さいます。いつも糸のことや新しいデザインのことなど、楽しくお話させて頂いています! では、インタビューを始めたいと思います。     amirisu: Moonlightのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Megumi: 前からWoolfolkのFarの質感がとても好きで、この糸を使ったセーターを作りたいなぁとずっと思っていました。自分が好きなファッションが、シンプルでちょっとかっこいい感じがするスタイルで、それを実現したいなと今回のMoonlightを考え始めました。糸に特徴があるので、セーターの形や模様はシンプルに、でも一枚着ているだけでおしゃれな感じのセーターにしたいなぁと、スワッチをいくつも編んで、今回のデザインになりました。   amirisu: もしご自分用にもう1着編むとしたら、何色にしますか? Megumi: Farの02、ライトグレーで編みたいです。サンプルの05の墨黒もカッコいい感じでとても好きなのですが、淡色だとまた違った印象になるのじゃないかと思って。   amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Megumi: 10歳の頃に、子ども向けの手芸の本に棒針編みが載っていて、やってみたいと思ったのが始めです。母はかぎ針編みしかしなかったので、母のお友達に表目と裏目の編み方だけを教わって、あとはその本を読みながら、靴下を編みました。説明通りに編んだら、かかとがちゃんとできて、感動したのを覚えています。   amirisu: 最初は日本の編み図で編まれていましたか?その場合は、海外パターンやRaverlyに出会ったことで何か変わったことはありますか? Megumi: 2012年までは日本の編み図で編んでいました。日本の編み図は大体1サイズのみで、おそらく海外パターンのSぐらいなのですが、私は日本人としては背が高くて身体が大きいので、編み図通りに編んでは、着れなくて家族や友達にあげる、というのを繰り返していました。2012年末にインターネットを徘徊していて、Ravelryとamirisu、手染め糸にほぼ同時に出会いました。その時に海外パターンのMサイズで編むと自分の身体にぴったりだと発見してからは、嬉しくて自分のものを編みまくり、完全に編み物中毒になりました。それまでの生活とは全く時間の過ごし方が変わりました。きっとRavelryやamirisu、海外パターンに出会っていなかったら、今ほど編み物はしていなかったと思うし、自分でデザインをしてみようとも思っていなかったと思います。   amirisu: 海外から来日するニッターさん達にオススメのお店や場所があったら教えて下さい(都内でも、ご実家近くでも!) Megumi: おススメのお店はWALNUT Tokyo です。お店自体も雰囲気よくて品揃えも良いのでおススメですが、表参道の駅からお店までの道沿いにいろんなお店があるので、ウィンドウを見てるだけでも楽しいです。あとは浅草橋でしょうか。毛糸屋さんもありますが、ビーズパーツのお店や革製品などの手仕事の小さなお店があったりして、少し歩き回るだけでも結構楽しいです。 編む場所としては、編み物友達も私も割とスターバックスコーヒーやカフェで編んでいます。コーヒーを飲みながら編むのは、気分転換にもなるしおすすめです(あまり長時間いると追い出されるかもしれませんが)。カフェですごい勢いで編んでいる人がいたら、もしかしたら私かもしれません。何を編んでいるの?と声をかけてもらえたら嬉しいです。...

Featured: Moonlight by Megumi Sawada

いよいよ来週には最新号リリースです!どんな春夏のウェアやアクセサリーが揃っているのか、私達もとても楽しみにしています。 今週はamirisu15号MoonlightのデザイナーであるMegumi Sawadaさんをご紹介します。システムエンジニアとしてお忙しく働く傍ら編み物に熱中し、WALNUT Tokyoにもよくいらして下さいます。いつも糸のことや新しいデザインのことなど、楽しくお話させて頂いています! では、インタビューを始めたいと思います。     amirisu: Moonlightのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Megumi: 前からWoolfolkのFarの質感がとても好きで、この糸を使ったセーターを作りたいなぁとずっと思っていました。自分が好きなファッションが、シンプルでちょっとかっこいい感じがするスタイルで、それを実現したいなと今回のMoonlightを考え始めました。糸に特徴があるので、セーターの形や模様はシンプルに、でも一枚着ているだけでおしゃれな感じのセーターにしたいなぁと、スワッチをいくつも編んで、今回のデザインになりました。   amirisu: もしご自分用にもう1着編むとしたら、何色にしますか? Megumi: Farの02、ライトグレーで編みたいです。サンプルの05の墨黒もカッコいい感じでとても好きなのですが、淡色だとまた違った印象になるのじゃないかと思って。   amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Megumi: 10歳の頃に、子ども向けの手芸の本に棒針編みが載っていて、やってみたいと思ったのが始めです。母はかぎ針編みしかしなかったので、母のお友達に表目と裏目の編み方だけを教わって、あとはその本を読みながら、靴下を編みました。説明通りに編んだら、かかとがちゃんとできて、感動したのを覚えています。   amirisu: 最初は日本の編み図で編まれていましたか?その場合は、海外パターンやRaverlyに出会ったことで何か変わったことはありますか? Megumi: 2012年までは日本の編み図で編んでいました。日本の編み図は大体1サイズのみで、おそらく海外パターンのSぐらいなのですが、私は日本人としては背が高くて身体が大きいので、編み図通りに編んでは、着れなくて家族や友達にあげる、というのを繰り返していました。2012年末にインターネットを徘徊していて、Ravelryとamirisu、手染め糸にほぼ同時に出会いました。その時に海外パターンのMサイズで編むと自分の身体にぴったりだと発見してからは、嬉しくて自分のものを編みまくり、完全に編み物中毒になりました。それまでの生活とは全く時間の過ごし方が変わりました。きっとRavelryやamirisu、海外パターンに出会っていなかったら、今ほど編み物はしていなかったと思うし、自分でデザインをしてみようとも思っていなかったと思います。   amirisu: 海外から来日するニッターさん達にオススメのお店や場所があったら教えて下さい(都内でも、ご実家近くでも!) Megumi: おススメのお店はWALNUT Tokyo です。お店自体も雰囲気よくて品揃えも良いのでおススメですが、表参道の駅からお店までの道沿いにいろんなお店があるので、ウィンドウを見てるだけでも楽しいです。あとは浅草橋でしょうか。毛糸屋さんもありますが、ビーズパーツのお店や革製品などの手仕事の小さなお店があったりして、少し歩き回るだけでも結構楽しいです。 編む場所としては、編み物友達も私も割とスターバックスコーヒーやカフェで編んでいます。コーヒーを飲みながら編むのは、気分転換にもなるしおすすめです(あまり長時間いると追い出されるかもしれませんが)。カフェですごい勢いで編んでいる人がいたら、もしかしたら私かもしれません。何を編んでいるの?と声をかけてもらえたら嬉しいです。...

Featured: Anagram by Amy van de Laar

Featured: Anagram by Amy van de Laar

最近インスタグラムに投稿されている#memademayというポストに目を奪われています。Me-Made-MayとはSo ZoというサイトのZoeが始めた”5月はできるだけ自分で作った洋服を着よう!”というチャレンジです。目的は、自分のワードローブについて考え、手作りの洋服を自信を持って着られる自分になることです。今年の私は皆さんのポストを見ているだけですが、少しずつ自分の洋服を見直して来年にはこのチャレンジに参加できたら良いな、と思っています。 さて、今日のブログではamirisu 15号からAnagramのデザイナー、Amy van de Laarをご紹介します。彼女のデザインするショールや帽子や小物類は美しい模様が印象的でありながらどんな洋服にも馴染み、ワードローブの中でいつも手を伸ばしてしまうような作品ばかりです。では、インタビューを始めましょう。 amirisu: この作品のインスピレーションはどこから得ましたか? Amy: 私の幾何学模様のデザインの多くがそうであるように、このスカーフと帽子も模様編みから自然に発展していきました。私は模様を作り出すのが好きで、自然の中の物や写真から得たアイディアを模様に落とし込めた時にとても満足感を得ます。私は小さなモチーフを、自分の好きな編み図や反対にまったく想像できなかった編み図に辿りつくまで色々な方法で組み合わせていくことも好きです。Anagram Hat & Wrap のモチーフは6目×12段で垂直と対角線にリブの入った小さなブロックを積み上げてできています。このブロックからスカーフの紆曲したパターンや帽子のジグザグとダイアモンド型が組み合わさったようなパターンを作り上げました。このような幾何学的模様をデザインすることや編むことは私のとても好きなことの1つです。 amirisu: もし他の色で編むとしたら? Amy: 私は暖かいゴールド色で編むことがとにかく好きなのですが(例えばBrooklyn Tweed ArborのKlimt)、このデザインはArborのDegasという薄いピンクで編んでも素敵だと思います。 amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はどこですか? Amy: オーストラリアのメルボルンには5年程住んでいますが、まだまだ新しい発見があります!私がいつも訪れる小さな毛糸屋は2店です。まずはオーストラリア産の毛糸の品揃えが素晴らしいMaker Maker。そしてBrooklyn Tweedの糸やパターンを売っているYarn + Co。先日はMaker Makerで土曜日のニットイベントに参加して、今までは InstagramやRavelryで知り合いだった方たちに実際に会うことができてとても嬉しかった。地元の毛糸屋は編み物仲間に会うことができる貴重な場所です。...

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最近インスタグラムに投稿されている#memademayというポストに目を奪われています。Me-Made-MayとはSo ZoというサイトのZoeが始めた”5月はできるだけ自分で作った洋服を着よう!”というチャレンジです。目的は、自分のワードローブについて考え、手作りの洋服を自信を持って着られる自分になることです。今年の私は皆さんのポストを見ているだけですが、少しずつ自分の洋服を見直して来年にはこのチャレンジに参加できたら良いな、と思っています。 さて、今日のブログではamirisu 15号からAnagramのデザイナー、Amy van de Laarをご紹介します。彼女のデザインするショールや帽子や小物類は美しい模様が印象的でありながらどんな洋服にも馴染み、ワードローブの中でいつも手を伸ばしてしまうような作品ばかりです。では、インタビューを始めましょう。 amirisu: この作品のインスピレーションはどこから得ましたか? Amy: 私の幾何学模様のデザインの多くがそうであるように、このスカーフと帽子も模様編みから自然に発展していきました。私は模様を作り出すのが好きで、自然の中の物や写真から得たアイディアを模様に落とし込めた時にとても満足感を得ます。私は小さなモチーフを、自分の好きな編み図や反対にまったく想像できなかった編み図に辿りつくまで色々な方法で組み合わせていくことも好きです。Anagram Hat & Wrap のモチーフは6目×12段で垂直と対角線にリブの入った小さなブロックを積み上げてできています。このブロックからスカーフの紆曲したパターンや帽子のジグザグとダイアモンド型が組み合わさったようなパターンを作り上げました。このような幾何学的模様をデザインすることや編むことは私のとても好きなことの1つです。 amirisu: もし他の色で編むとしたら? Amy: 私は暖かいゴールド色で編むことがとにかく好きなのですが(例えばBrooklyn Tweed ArborのKlimt)、このデザインはArborのDegasという薄いピンクで編んでも素敵だと思います。 amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はどこですか? Amy: オーストラリアのメルボルンには5年程住んでいますが、まだまだ新しい発見があります!私がいつも訪れる小さな毛糸屋は2店です。まずはオーストラリア産の毛糸の品揃えが素晴らしいMaker Maker。そしてBrooklyn Tweedの糸やパターンを売っているYarn + Co。先日はMaker Makerで土曜日のニットイベントに参加して、今までは InstagramやRavelryで知り合いだった方たちに実際に会うことができてとても嬉しかった。地元の毛糸屋は編み物仲間に会うことができる貴重な場所です。...

Featured: Geo Point Hat by Dallas Ann Prentice

Featured: Geo Point Hat by Dallas Ann Prentice

ここ日本では春満開!どこにいても鮮やかな新緑やカラフルな花が目に入って幸せです。この季節になると明るい色の物が編みたくなり、自分の糸コレクションからピンク色や黄色の糸を引っぱり出してはにんまりしています。私たちは半袖で出かけられるような毎日を楽しんでいますが、まだまだ雪が降ったり寒さが続いている国もあるようですし、南半球の皆さんはそろそろセーターを着たくなる季節でしょうか。 今回ご紹介するのはamirisu15号 Geo Point HatのデザイナーであるDallas Ann Prenticeです。耳あて付きで、大胆な幾何学模様が際立つユニークな帽子は、どんな気候の場所でも楽しんで頂けると思います。では、彼女に色々とお聞きしてみましょう。 amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Dallas Ann: 私は左右対称の物や線、幾何学模様がとても好きな一方、変わった構造の物を編むことがすごく嫌いなんです。帽子の耳あてが編みつけてある方法を見るといつもうんざりしていたので、耳あてを綴じはぎなしてつける方法を探したいとずっと思っていました。60年代や70年代のイメージにガーターやすっきりとしたI-cordの縁を私らしく盛り込みたいとデザインを考えました。デザインをしている最中には、なんだかまったく関連性のないものをブレンダ―で混ぜているような気分でしたが、すべてがうまく溶け合いGeo Pointができあがりました。 amirisu: もし他の色で編むとしたら何色を選びますか? Dallas Ann: ぱきっとした紫と黒でカラーワークの部分を編み、つぶつぶの入った糸でガーターを編んだら絶対に素敵だと思んです! amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はありますか? Dallas Ann: イリノイ州のPeoriaにあるFiber Universeというお店は川沿いにあってとても楽しい場所です。大きな窓の横にグループで編めるような場所があり、お店にいる人達とおしゃべりをしながら時間を過ごすことができます。ここから近いZion Coffeeというお店も私のお気に入りです。窓がたくさんあってきれいな自然光が入るので、編み物をするのに最高の場所なんです。コーヒーだけでなくシンプルな食事も美味しいですよ。 質問に答えて頂きありがとうございました。 15号のモノトーンも素敵ですが、紫と黒とつぶつぶの糸も魅力的ですね!

Featured: Geo Point Hat by Dallas Ann Prentice

ここ日本では春満開!どこにいても鮮やかな新緑やカラフルな花が目に入って幸せです。この季節になると明るい色の物が編みたくなり、自分の糸コレクションからピンク色や黄色の糸を引っぱり出してはにんまりしています。私たちは半袖で出かけられるような毎日を楽しんでいますが、まだまだ雪が降ったり寒さが続いている国もあるようですし、南半球の皆さんはそろそろセーターを着たくなる季節でしょうか。 今回ご紹介するのはamirisu15号 Geo Point HatのデザイナーであるDallas Ann Prenticeです。耳あて付きで、大胆な幾何学模様が際立つユニークな帽子は、どんな気候の場所でも楽しんで頂けると思います。では、彼女に色々とお聞きしてみましょう。 amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Dallas Ann: 私は左右対称の物や線、幾何学模様がとても好きな一方、変わった構造の物を編むことがすごく嫌いなんです。帽子の耳あてが編みつけてある方法を見るといつもうんざりしていたので、耳あてを綴じはぎなしてつける方法を探したいとずっと思っていました。60年代や70年代のイメージにガーターやすっきりとしたI-cordの縁を私らしく盛り込みたいとデザインを考えました。デザインをしている最中には、なんだかまったく関連性のないものをブレンダ―で混ぜているような気分でしたが、すべてがうまく溶け合いGeo Pointができあがりました。 amirisu: もし他の色で編むとしたら何色を選びますか? Dallas Ann: ぱきっとした紫と黒でカラーワークの部分を編み、つぶつぶの入った糸でガーターを編んだら絶対に素敵だと思んです! amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はありますか? Dallas Ann: イリノイ州のPeoriaにあるFiber Universeというお店は川沿いにあってとても楽しい場所です。大きな窓の横にグループで編めるような場所があり、お店にいる人達とおしゃべりをしながら時間を過ごすことができます。ここから近いZion Coffeeというお店も私のお気に入りです。窓がたくさんあってきれいな自然光が入るので、編み物をするのに最高の場所なんです。コーヒーだけでなくシンプルな食事も美味しいですよ。 質問に答えて頂きありがとうございました。 15号のモノトーンも素敵ですが、紫と黒とつぶつぶの糸も魅力的ですね!

Featured: Hachinosu by Andrea Mowry

Featured: Hachinosu by Andrea Mowry

2月、3月は驚くほど早く通り過ぎていき、桜の季節が駆け足でやって来ました。1月末にamirisu15号を発行しましたが、このテクスチャ―際立つ白黒の世界を多くの方に楽しんて頂けているようで、とても嬉しく思っています。 15号の魅力的なデザインはどのように生みだされたのか、今回もデザイナーの方々にインタビューをしました。また、彼女達の発信するSNSなどを見ているとその場所に行ってみたい!と思うことが多々あるので、いつか旅できますように...という希望も込めてデザイナーの住む街のお勧めの毛糸屋やお店、場所についても聞いてみました。   さて、今回ご登場頂くのはAndrea Mowry。Find Your Fadeなど1つのセーターやショールの中で色を次々と変化させていく流行を作ったデザイナーとしてご存知の方も多いと思いますが、カジュアルで着やすく、誰が着ても素敵に見える彼女のデザインはいつも人気です。まずはHachinosuのインスピレーションについて聞いてみました。 Andrea: HachinosuはYOTHのDaughterという素晴らしい糸を見せてもらった時から頭に浮かんでいたのよ。私は空気を多く含み、軽く暖かい紡毛糸が大好きなの。なぜならその糸で作ったセーターは手編みとは思えないくらい軽いのに、どんなに着ても着崩れないしとても素朴な感じがするから。 このDaughterを初めて見た数日後に、すべてが白黒でテクスチャーに溢れたamirisu15号のムードボードが届いてね。糸と求められるイメージがぴったりきたので、その時は自分の好運が信じられなかった!カジュアルにもお出かけにも着られるような、はっきりとした濃淡のストライプのカーディガンをすぐに思いつき、私はショールカラーが好きなので、ちょっとひねりのあるものをつけられたら良いな、と思ったの。だから蜂の巣模様のケーブルをリブ編みに加えて、クラシックなデザインにユニークな特徴を持たせてみたわ。また、前後差のある見頃はどんな体系の人をも引き立たせると思うので、引き返し編みを入れることで後ろ見頃の裾がなだらかなカーブを描き、前身頃よりも長くなるようにデザインしたわ。くっきりと太いストライプと特徴のあるショールカラーで、このカーディガンはあなたのハンドメイドの洋服の中でも際立つ存在になると思うわ! amirisu: もし他の色で編むとしたら何色を選びますか? Andrea: テストニッターのAmandaがね、YOTH DaughterのChocolate とOatmealの組み合わせで編んでいるのを見てから、私も同じ色で編みたいなとずっと思っているの。その少し淡い色合いがとても優しい雰囲気で素敵で。あとは、あなたのお気に入りのはっきりとした色 (例えばラズベリー色やマスタード色のような) と白や薄いグレーの組み合わせで自分らしさを表現するのも楽しいと思うわ! amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はありますか? Andrea: とても良い質問ね!私の住んでいるミシガンにはたくさんの素晴らしい毛糸屋があるけれど、私のお気に入りはEast LansingにあるWoven Artというお店よ。私が最初に編み物に恋した時からあるお店で、ここに行くといつもとても居心地が良いの。ここで素敵な糸を買ったら、Chapelure という小さなフレンチペイストリ―のお店に絶対行くべき。ここはクロワッサンとコーヒーが美味しいので、それを楽しみながら編み物をするって最高でしょ。もし他の街にも行く時間があったら、Ann Arborにある Spun とCedar にある Wool &...

Featured: Hachinosu by Andrea Mowry

2月、3月は驚くほど早く通り過ぎていき、桜の季節が駆け足でやって来ました。1月末にamirisu15号を発行しましたが、このテクスチャ―際立つ白黒の世界を多くの方に楽しんて頂けているようで、とても嬉しく思っています。 15号の魅力的なデザインはどのように生みだされたのか、今回もデザイナーの方々にインタビューをしました。また、彼女達の発信するSNSなどを見ているとその場所に行ってみたい!と思うことが多々あるので、いつか旅できますように...という希望も込めてデザイナーの住む街のお勧めの毛糸屋やお店、場所についても聞いてみました。   さて、今回ご登場頂くのはAndrea Mowry。Find Your Fadeなど1つのセーターやショールの中で色を次々と変化させていく流行を作ったデザイナーとしてご存知の方も多いと思いますが、カジュアルで着やすく、誰が着ても素敵に見える彼女のデザインはいつも人気です。まずはHachinosuのインスピレーションについて聞いてみました。 Andrea: HachinosuはYOTHのDaughterという素晴らしい糸を見せてもらった時から頭に浮かんでいたのよ。私は空気を多く含み、軽く暖かい紡毛糸が大好きなの。なぜならその糸で作ったセーターは手編みとは思えないくらい軽いのに、どんなに着ても着崩れないしとても素朴な感じがするから。 このDaughterを初めて見た数日後に、すべてが白黒でテクスチャーに溢れたamirisu15号のムードボードが届いてね。糸と求められるイメージがぴったりきたので、その時は自分の好運が信じられなかった!カジュアルにもお出かけにも着られるような、はっきりとした濃淡のストライプのカーディガンをすぐに思いつき、私はショールカラーが好きなので、ちょっとひねりのあるものをつけられたら良いな、と思ったの。だから蜂の巣模様のケーブルをリブ編みに加えて、クラシックなデザインにユニークな特徴を持たせてみたわ。また、前後差のある見頃はどんな体系の人をも引き立たせると思うので、引き返し編みを入れることで後ろ見頃の裾がなだらかなカーブを描き、前身頃よりも長くなるようにデザインしたわ。くっきりと太いストライプと特徴のあるショールカラーで、このカーディガンはあなたのハンドメイドの洋服の中でも際立つ存在になると思うわ! amirisu: もし他の色で編むとしたら何色を選びますか? Andrea: テストニッターのAmandaがね、YOTH DaughterのChocolate とOatmealの組み合わせで編んでいるのを見てから、私も同じ色で編みたいなとずっと思っているの。その少し淡い色合いがとても優しい雰囲気で素敵で。あとは、あなたのお気に入りのはっきりとした色 (例えばラズベリー色やマスタード色のような) と白や薄いグレーの組み合わせで自分らしさを表現するのも楽しいと思うわ! amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はありますか? Andrea: とても良い質問ね!私の住んでいるミシガンにはたくさんの素晴らしい毛糸屋があるけれど、私のお気に入りはEast LansingにあるWoven Artというお店よ。私が最初に編み物に恋した時からあるお店で、ここに行くといつもとても居心地が良いの。ここで素敵な糸を買ったら、Chapelure という小さなフレンチペイストリ―のお店に絶対行くべき。ここはクロワッサンとコーヒーが美味しいので、それを楽しみながら編み物をするって最高でしょ。もし他の街にも行く時間があったら、Ann Arborにある Spun とCedar にある Wool &...