Featured: Anagram by Amy van de Laar

Featured: Anagram by Amy van de Laar

最近インスタグラムに投稿されている#memademayというポストに目を奪われています。Me-Made-MayとはSo ZoというサイトのZoeが始めた”5月はできるだけ自分で作った洋服を着よう!”というチャレンジです。目的は、自分のワードローブについて考え、手作りの洋服を自信を持って着られる自分になることです。今年の私は皆さんのポストを見ているだけですが、少しずつ自分の洋服を見直して来年にはこのチャレンジに参加できたら良いな、と思っています。
さて、今日のブログではamirisu 15号からAnagramのデザイナー、Amy van de Laarをご紹介します。彼女のデザインするショールや帽子や小物類は美しい模様が印象的でありながらどんな洋服にも馴染み、ワードローブの中でいつも手を伸ばしてしまうような作品ばかりです。では、インタビューを始めましょう。
amirisu: この作品のインスピレーションはどこから得ましたか?
Amy: 私の幾何学模様のデザインの多くがそうであるように、このスカーフと帽子も模様編みから自然に発展していきました。私は模様を作り出すのが好きで、自然の中の物や写真から得たアイディアを模様に落とし込めた時にとても満足感を得ます。私は小さなモチーフを、自分の好きな編み図や反対にまったく想像できなかった編み図に辿りつくまで色々な方法で組み合わせていくことも好きです。Anagram Hat & Wrap のモチーフは6目×12段で垂直と対角線にリブの入った小さなブロックを積み上げてできています。このブロックからスカーフの紆曲したパターンや帽子のジグザグとダイアモンド型が組み合わさったようなパターンを作り上げました。このような幾何学的模様をデザインすることや編むことは私のとても好きなことの1つです。

amirisu: もし他の色で編むとしたら?
Amy: 私は暖かいゴールド色で編むことがとにかく好きなのですが(例えばBrooklyn Tweed ArborのKlimt)、このデザインはArborのDegasという薄いピンクで編んでも素敵だと思います。

amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はどこですか?
Amy: オーストラリアのメルボルンには5年程住んでいますが、まだまだ新しい発見があります!私がいつも訪れる小さな毛糸屋は2店です。まずはオーストラリア産の毛糸の品揃えが素晴らしいMaker Maker。そしてBrooklyn Tweedの糸やパターンを売っているYarn + Co。先日はMaker Makerで土曜日のニットイベントに参加して、今までは InstagramやRavelryで知り合いだった方たちに実際に会うことができてとても嬉しかった。地元の毛糸屋は編み物仲間に会うことができる貴重な場所です。
編み物関係ではない場所で好きな所はNational Gallery of Victoriaです。ここは常に多くのコレクションを展示していて、それを無料で観ることができます。アートに埋もれて刺激を受けるのに最高の場所です。また、ここは期間限定の展示も素晴らしく、一番最近ではゴッホの絵と北斎の浮世絵を観ました。
もう1つお勧めはYarra Bend Parkでコウモリを見ることです。夕暮れ時に行くと何千匹ものコウモリが寝ていた木から川の上を飛び去っていくのを見物できますよ。

Amyさん、質問に答えて頂きありがとうございました!
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