Featured: Hachinosu by Andrea Mowry

Featured: Hachinosu by Andrea Mowry

2月、3月は驚くほど早く通り過ぎていき、桜の季節が駆け足でやって来ました。1月末にamirisu15号を発行しましたが、このテクスチャ―際立つ白黒の世界を多くの方に楽しんて頂けているようで、とても嬉しく思っています。

15号の魅力的なデザインはどのように生みだされたのか、今回もデザイナーの方々にインタビューをしました。また、彼女達の発信するSNSなどを見ているとその場所に行ってみたい!と思うことが多々あるので、いつか旅できますように...という希望も込めてデザイナーの住む街のお勧めの毛糸屋やお店、場所についても聞いてみました。

 

さて、今回ご登場頂くのはAndrea Mowry。Find Your Fadeなど1つのセーターやショールの中で色を次々と変化させていく流行を作ったデザイナーとしてご存知の方も多いと思いますが、カジュアルで着やすく、誰が着ても素敵に見える彼女のデザインはいつも人気です。まずはHachinosuのインスピレーションについて聞いてみました。


Andrea: HachinosuはYOTHのDaughterという素晴らしい糸を見せてもらった時から頭に浮かんでいたのよ。私は空気を多く含み、軽く暖かい紡毛糸が大好きなの。なぜならその糸で作ったセーターは手編みとは思えないくらい軽いのに、どんなに着ても着崩れないしとても素朴な感じがするから。
このDaughterを初めて見た数日後に、すべてが白黒でテクスチャーに溢れたamirisu15号のムードボードが届いてね。糸と求められるイメージがぴったりきたので、その時は自分の好運が信じられなかった!カジュアルにもお出かけにも着られるような、はっきりとした濃淡のストライプのカーディガンをすぐに思いつき、私はショールカラーが好きなので、ちょっとひねりのあるものをつけられたら良いな、と思ったの。だから蜂の巣模様のケーブルをリブ編みに加えて、クラシックなデザインにユニークな特徴を持たせてみたわ。また、前後差のある見頃はどんな体系の人をも引き立たせると思うので、引き返し編みを入れることで後ろ見頃の裾がなだらかなカーブを描き、前身頃よりも長くなるようにデザインしたわ。くっきりと太いストライプと特徴のあるショールカラーで、このカーディガンはあなたのハンドメイドの洋服の中でも際立つ存在になると思うわ!


amirisu: もし他の色で編むとしたら何色を選びますか?
Andrea: テストニッターのAmandaがね、YOTH DaughterのChocolate とOatmealの組み合わせで編んでいるのを見てから、私も同じ色で編みたいなとずっと思っているの。その少し淡い色合いがとても優しい雰囲気で素敵で。あとは、あなたのお気に入りのはっきりとした色 (例えばラズベリー色やマスタード色のような) と白や薄いグレーの組み合わせで自分らしさを表現するのも楽しいと思うわ!


amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はありますか?
Andrea: とても良い質問ね!私の住んでいるミシガンにはたくさんの素晴らしい毛糸屋があるけれど、私のお気に入りはEast LansingにあるWoven Artというお店よ。私が最初に編み物に恋した時からあるお店で、ここに行くといつもとても居心地が良いの。ここで素敵な糸を買ったら、Chapelure という小さなフレンチペイストリ―のお店に絶対行くべき。ここはクロワッサンとコーヒーが美味しいので、それを楽しみながら編み物をするって最高でしょ。もし他の街にも行く時間があったら、Ann Arborにある Spun とCedar にある Wool & Honeyにも行ってみて!


お忙しい中、質問に答えて頂きありがとうございました。いつかミシガンに行って、Andreaお勧めのお店でコーヒーを飲みながら編み物がしたいですね!
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