掲載作品のデザイナー・インタビュー

Kuusi by Karen Miller of Mrs Moon

Kuusi by Karen Miller of Mrs Moon

太い糸で編むレース模様が新鮮なベスト、Kuusiのデザイナー、Karen Millerさんへのインタビューです。Karenさんはイギリスの毛糸メーカー、Mrs Moonのオーナーでもありますよ。さあ、お話を聞いてみましょう!彼女のお茶目な一面に共感を覚えるニッターも多いはず。 amirisu:  デザインのインスピレーションについて教えてください。Karen: 何か質感があるものを作りたかったんです。フィンランドといえば、合っているか分かりませんが、私は木々を思い浮かべます。質感を出すためにレース模様を選び、美しい形を作るためにサイズの違う針を使うことにしました。つまり、木のてっぺんの枝のように、上に行くにつれて模様が小さくなるのです。模様の形は同じですが、どんどん小さくなっていく。そして、浮遊感を出すために背中を開けてみました。   amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Karen: 私の場合、デザインのプロセスで一番苦手なのはサイズ展開なのですが、今回も同様でした。編み物の計算は素晴らしいものですが、正直言って、少しイライラさせられます。何度か冷静さを失ってしまったかもしれません、、 amirisu: もう一枚編むとしたら、何色で編みますか?Karen: 青がいいと思います。でも、テクスチャーを楽しむには明るい色合いがいいので、あまりに暗い色はダメです。私ならPlump DKのJam Tartのようなデニムカラーを選ぶと思います。 amirisu: 編み物を始めたきっかけはなんですか?Karen: 母は、あらゆる針仕事において素晴らしい才能がありました。私が小さい頃、母は生地を売るお店を開いており、少しばかり毛糸も売っていたので、私に編み物を始めさせたのです。小さなものから始めるのではなく、すぐにジャンパーを編むようになり、色々な種類のステッチも編めるようになりました。しかし、キャストオンはいつも母がしてくれていたので、どうやって編み始めたらいいのかは全く分からなかったんです!さらに私は注意力が低かったので、20代になるまで一人では何も完成させられなかった気がします。 amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか?Karen: 夏の大半は家族と一緒にキャンプをして過ごします。大きなテントを持って行き、イギリスのニューフォレストで過ごすことが多いです。フランスを旅することもありますよ。今年はアルプスを目指す予定です!テントの前に座って、美しい景色を眺めている時に、新しいデザインのインスピレーションが湧くんです。 私は夏よりも冬の編み物の方が得意です。とてもせっかちなので、太い糸が大好きなんです。真夏になると、冬用の太い糸で編むパターンのインスピレーションが湧いてきて、冬に間に合うように必死で完成させようとします。だから、休暇の前はいつもどの毛糸をどのくらい持っていくか考えてパニックになります!言うまでもなく、いつも多めに持っていくことにしていますけどね。スーツケースに押し込むのは簡単ですから! ありがとうございました!

Kuusi by Karen Miller of Mrs Moon

太い糸で編むレース模様が新鮮なベスト、Kuusiのデザイナー、Karen Millerさんへのインタビューです。Karenさんはイギリスの毛糸メーカー、Mrs Moonのオーナーでもありますよ。さあ、お話を聞いてみましょう!彼女のお茶目な一面に共感を覚えるニッターも多いはず。 amirisu:  デザインのインスピレーションについて教えてください。Karen: 何か質感があるものを作りたかったんです。フィンランドといえば、合っているか分かりませんが、私は木々を思い浮かべます。質感を出すためにレース模様を選び、美しい形を作るためにサイズの違う針を使うことにしました。つまり、木のてっぺんの枝のように、上に行くにつれて模様が小さくなるのです。模様の形は同じですが、どんどん小さくなっていく。そして、浮遊感を出すために背中を開けてみました。   amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Karen: 私の場合、デザインのプロセスで一番苦手なのはサイズ展開なのですが、今回も同様でした。編み物の計算は素晴らしいものですが、正直言って、少しイライラさせられます。何度か冷静さを失ってしまったかもしれません、、 amirisu: もう一枚編むとしたら、何色で編みますか?Karen: 青がいいと思います。でも、テクスチャーを楽しむには明るい色合いがいいので、あまりに暗い色はダメです。私ならPlump DKのJam Tartのようなデニムカラーを選ぶと思います。 amirisu: 編み物を始めたきっかけはなんですか?Karen: 母は、あらゆる針仕事において素晴らしい才能がありました。私が小さい頃、母は生地を売るお店を開いており、少しばかり毛糸も売っていたので、私に編み物を始めさせたのです。小さなものから始めるのではなく、すぐにジャンパーを編むようになり、色々な種類のステッチも編めるようになりました。しかし、キャストオンはいつも母がしてくれていたので、どうやって編み始めたらいいのかは全く分からなかったんです!さらに私は注意力が低かったので、20代になるまで一人では何も完成させられなかった気がします。 amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか?Karen: 夏の大半は家族と一緒にキャンプをして過ごします。大きなテントを持って行き、イギリスのニューフォレストで過ごすことが多いです。フランスを旅することもありますよ。今年はアルプスを目指す予定です!テントの前に座って、美しい景色を眺めている時に、新しいデザインのインスピレーションが湧くんです。 私は夏よりも冬の編み物の方が得意です。とてもせっかちなので、太い糸が大好きなんです。真夏になると、冬用の太い糸で編むパターンのインスピレーションが湧いてきて、冬に間に合うように必死で完成させようとします。だから、休暇の前はいつもどの毛糸をどのくらい持っていくか考えてパニックになります!言うまでもなく、いつも多めに持っていくことにしていますけどね。スーツケースに押し込むのは簡単ですから! ありがとうございました!

Suomi by General Hogbuffer

Suomi by General Hogbuffer

今回は、手が込んでいて編むのがワクワクする靴下SuomiをデザインしてくれたGeneral Hogbufferさんへのインタビューです。手持ちの糸から、色の組み合わせを考えるのも楽しそう!インタビューを読むと、フィンランドの伝統へのリスペクトや、デザインに対するこだわりと真摯な姿勢が伝わってきます。 amirisu:  デザインのインスピレーションについて教えてください。General: フィンランドには18万を超える湖と素晴らしい自然の風景があります。多くの伝統工芸に加えて編み物にも長い伝統があり、手編みの靴下は愛する人への贈り物として今でもとても人気があります。しかし、その地政学的な歴史のため、地域ごとのスタイルを特定するのは簡単ではないようです。それゆえか、フィンランドのニッターたちは新しいテクニックやスタイルに大胆不敵に挑戦し、それらを自分たちの伝統にうまく取り込んでいくことにおいて、Ravelryではすっかり有名ですよね。   amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?General: フィンランドの伝統的な靴下の多様さを十分に示すために、いろいろなテクニックや要素を使うことを目指しました。しかし、雑然とした印象や混沌とした印象を与えないようなデザインにする必要もあり、そこが難しかったです。ケーブル、編み込み、テクスチャー模様を使用しましたが、これらはお互いの美しさを補完し、高め合うものでなければいけません。 amirisu: もう一枚編むとしたら、何色で編みますか? General: 水と北欧の美しい風景を表すために青のシェードを使いましたが、最初の提案には、サーミの伝統である明るい原色を使ったバージョンも載せていたんです。その場合、おそらく使用する色の数を増やすと思います。また、繊細なニュートラルな色合いを使うと、とてもエレガントに仕上がるでしょう! amirisu: 編み物を始めたきっかけはなんですか?General: 子供の頃に祖母から基本を学びました。しかし、大学のファッション学部の授業でシンプルなドレスを編むまでは、大したものは編んでいませんでした。その後、仕事の合間の空いた時間を利用して、仕事にも役立ちそうなことを学ぼうと思い、靴下編みに辿り着きました。なぜ靴下編みだったのかというと、様々な踵のシェイピング方法がとても面白く感じたことと、初心者にとって無理なく、取り組みやすいものだったからだと思います。 amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか?General: 暑いのが苦手で、毛糸がベタついたり指が汗ばんだりするのが嫌なので、真夏は他の手芸をすることが多いです。しかし、昨年の夏は名づけ子のためにブランケットを編んでましたね。厳密なルールがあるわけではありません。 ありがとうございました!

Suomi by General Hogbuffer

今回は、手が込んでいて編むのがワクワクする靴下SuomiをデザインしてくれたGeneral Hogbufferさんへのインタビューです。手持ちの糸から、色の組み合わせを考えるのも楽しそう!インタビューを読むと、フィンランドの伝統へのリスペクトや、デザインに対するこだわりと真摯な姿勢が伝わってきます。 amirisu:  デザインのインスピレーションについて教えてください。General: フィンランドには18万を超える湖と素晴らしい自然の風景があります。多くの伝統工芸に加えて編み物にも長い伝統があり、手編みの靴下は愛する人への贈り物として今でもとても人気があります。しかし、その地政学的な歴史のため、地域ごとのスタイルを特定するのは簡単ではないようです。それゆえか、フィンランドのニッターたちは新しいテクニックやスタイルに大胆不敵に挑戦し、それらを自分たちの伝統にうまく取り込んでいくことにおいて、Ravelryではすっかり有名ですよね。   amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?General: フィンランドの伝統的な靴下の多様さを十分に示すために、いろいろなテクニックや要素を使うことを目指しました。しかし、雑然とした印象や混沌とした印象を与えないようなデザインにする必要もあり、そこが難しかったです。ケーブル、編み込み、テクスチャー模様を使用しましたが、これらはお互いの美しさを補完し、高め合うものでなければいけません。 amirisu: もう一枚編むとしたら、何色で編みますか? General: 水と北欧の美しい風景を表すために青のシェードを使いましたが、最初の提案には、サーミの伝統である明るい原色を使ったバージョンも載せていたんです。その場合、おそらく使用する色の数を増やすと思います。また、繊細なニュートラルな色合いを使うと、とてもエレガントに仕上がるでしょう! amirisu: 編み物を始めたきっかけはなんですか?General: 子供の頃に祖母から基本を学びました。しかし、大学のファッション学部の授業でシンプルなドレスを編むまでは、大したものは編んでいませんでした。その後、仕事の合間の空いた時間を利用して、仕事にも役立ちそうなことを学ぼうと思い、靴下編みに辿り着きました。なぜ靴下編みだったのかというと、様々な踵のシェイピング方法がとても面白く感じたことと、初心者にとって無理なく、取り組みやすいものだったからだと思います。 amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか?General: 暑いのが苦手で、毛糸がベタついたり指が汗ばんだりするのが嫌なので、真夏は他の手芸をすることが多いです。しかし、昨年の夏は名づけ子のためにブランケットを編んでましたね。厳密なルールがあるわけではありません。 ありがとうございました!

Aalto Vest by Veera Välimäki

Aalto Vest by Veera Välimäki

今回はフィンランド在住のVeeraさんへのインタビューです。amirisuのメリも大好きな建築家、アアルトの名前がついた柔らかなストライプ模様のベストをデザインしてくれました。フィンランドのおすすめスポットについてもお話を伺っていますよ。 amirisu: デザインのインスピレーションについて教えてください。Veera: このデザインのインスピレーションは、Jari JärveläのAino A.という本です。これは、有名なアルヴァ・アアルトの妻であり建築家であるアイノ・アアルトの人生についての伝奇小説です。この本ではもちろん、この有名な夫婦が手がけた建築やデザインも全て紹介されています。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Veera: コントラストの色に迷いましたが、最終的にはライラックとオフホワイトの低いコントラストが気に入りました。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Veera: ハイコントラストバージョンを編むことを考えていたところです。MCはダークブルー、ストライプは白にするつもりです。   amirisu: 編み物を始めたきっかけはなんですか?Veera: 幼い時から編み続けています。真剣に編みだしたのは私の子供が小さかった頃からで、何か簡単な手芸をやりたかったというのがあります。   amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか?Veera: 私の場合、夏は水泳やテニス、ランニングです!でも、編み物は一年中続けていて、夏でも重めのウールを編み続けることが多いです。 amirisu: フィンランドのおすすめスポットを教えてください。Veera: フィンランドの西海岸、特にポーリ市の近くにあるYyteriビーチはお勧めです。その近くには、アルヴァ・アアルトがデザインしたフィンランドでもっとも有名な建築、マイレア邸がありますよ。 Veeraさん、ありがとうございました!

Aalto Vest by Veera Välimäki

今回はフィンランド在住のVeeraさんへのインタビューです。amirisuのメリも大好きな建築家、アアルトの名前がついた柔らかなストライプ模様のベストをデザインしてくれました。フィンランドのおすすめスポットについてもお話を伺っていますよ。 amirisu: デザインのインスピレーションについて教えてください。Veera: このデザインのインスピレーションは、Jari JärveläのAino A.という本です。これは、有名なアルヴァ・アアルトの妻であり建築家であるアイノ・アアルトの人生についての伝奇小説です。この本ではもちろん、この有名な夫婦が手がけた建築やデザインも全て紹介されています。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Veera: コントラストの色に迷いましたが、最終的にはライラックとオフホワイトの低いコントラストが気に入りました。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Veera: ハイコントラストバージョンを編むことを考えていたところです。MCはダークブルー、ストライプは白にするつもりです。   amirisu: 編み物を始めたきっかけはなんですか?Veera: 幼い時から編み続けています。真剣に編みだしたのは私の子供が小さかった頃からで、何か簡単な手芸をやりたかったというのがあります。   amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか?Veera: 私の場合、夏は水泳やテニス、ランニングです!でも、編み物は一年中続けていて、夏でも重めのウールを編み続けることが多いです。 amirisu: フィンランドのおすすめスポットを教えてください。Veera: フィンランドの西海岸、特にポーリ市の近くにあるYyteriビーチはお勧めです。その近くには、アルヴァ・アアルトがデザインしたフィンランドでもっとも有名な建築、マイレア邸がありますよ。 Veeraさん、ありがとうございました!

Sea Dress by Pope Vergara

Sea Dress by Pope Vergara

今日ご紹介するのはロマンチックなSea DressをデザインしてくれたPopeさんのインタビューです。Popeさんはチリ在住とのこと。チリの海は美しく、暖かく、この爽やかなドレスがピッタリ似合うのだろうなぁと想像します。(訂正です。Popeさんによると、チリの海はとても冷たいんだそうです!南北に長いので、場所にもよりそうです。一度訪れてみたいですね) amirisu: デザインのインスピレーションについて教えてください。Pope: このデザインのインスピレーションは、海とその色です。海の色が、足元に届かない小さな白い泡から深い青に変化していくさまを表したかったのです。さらに、水がいかに純粋で透明であるか、そして水が私たちに与えてくれる心地よいリラックス感も表現したかったんです。 そこで、モヘア糸をベースにして透明感を出し、ドレスの裾は海の色の移り変わりを表すためにフェードにしました。最後に、太陽が海に沈むときのような輝きを映し出すために金色のビーズを足しました。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Pope: 今までドレスをデザインしたことも編んだこともなかったので、このプロジェクトはチャレンジングでした。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Pope: クリーム色から金色がかった黄色に変化していく、黄色のトーンで編みたいです。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?Pope: 小さいときに祖母に教わって編み始めたのですが、とても下手くそで諦めてしまいました。長女を妊娠したときに3ヶ月ほどベッドで暮らした時に編み物を再開し、そこからもう二度と手放せなくなりました。 amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか?Pope: 年中編み物をするのが好きです。正直に言うと、編む時期も使う毛糸も関係ないんです。その時に思いついたデザインを何でも編みますよ。 Popeさん、ありがとうございました。

Sea Dress by Pope Vergara

今日ご紹介するのはロマンチックなSea DressをデザインしてくれたPopeさんのインタビューです。Popeさんはチリ在住とのこと。チリの海は美しく、暖かく、この爽やかなドレスがピッタリ似合うのだろうなぁと想像します。(訂正です。Popeさんによると、チリの海はとても冷たいんだそうです!南北に長いので、場所にもよりそうです。一度訪れてみたいですね) amirisu: デザインのインスピレーションについて教えてください。Pope: このデザインのインスピレーションは、海とその色です。海の色が、足元に届かない小さな白い泡から深い青に変化していくさまを表したかったのです。さらに、水がいかに純粋で透明であるか、そして水が私たちに与えてくれる心地よいリラックス感も表現したかったんです。 そこで、モヘア糸をベースにして透明感を出し、ドレスの裾は海の色の移り変わりを表すためにフェードにしました。最後に、太陽が海に沈むときのような輝きを映し出すために金色のビーズを足しました。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Pope: 今までドレスをデザインしたことも編んだこともなかったので、このプロジェクトはチャレンジングでした。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Pope: クリーム色から金色がかった黄色に変化していく、黄色のトーンで編みたいです。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?Pope: 小さいときに祖母に教わって編み始めたのですが、とても下手くそで諦めてしまいました。長女を妊娠したときに3ヶ月ほどベッドで暮らした時に編み物を再開し、そこからもう二度と手放せなくなりました。 amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか?Pope: 年中編み物をするのが好きです。正直に言うと、編む時期も使う毛糸も関係ないんです。その時に思いついたデザインを何でも編みますよ。 Popeさん、ありがとうございました。

Baltika by Inese Sang

Baltika by Inese Sang

amirisu26号には、世界中から11人の素晴らしいデザイナーが参加してくれました。今日からこちらのブログで、デザイナーへのインタビューを紹介していきます!初回はBaltikaをデザインしてくれたIneseさん。Baltikaを初めて見た時、色の組み合わせも繊細なレース模様も、その軽さとサイズ感も、全てがパーフェクトで思わず「うう〜!!」と唸ってしまいました。それでは、お話を聞いてみましょう! amirisu: デザインのインスピレーションについて教えてください。 Inese: 広大なバルト海からインスピレーションを受けました。太陽の光が水面にまぶしく反射する夏の穏やかな海から、大きな力強い波まで、バルト海はいろいろな表情を見せてくれるんです。ラトビアの民話では、白く砕ける波は、太陽の乙女に導かれた海の馬として表現されます。それを白色のレースで表してみました。水の動きと、刻々と変化する波の輪郭の繊細さを伝えるのに、レースは最も美しいテクスチャーだと思います。海は、長年にわたって私のインスピレーション源です。その色、水、音は、クリエイティブな新しいアイデアをもたらしてくれます。もうひとつの挑戦は、単なるアイレット模様ではなく、海の動きを伝えられるテクスチャーの本体レースパターンを考え出すことでした。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Inese: 一番難しかったのは、バルト海の水の雰囲気を最もよく表現してくれる毛糸と色を見つけることでした。ラトビアの海岸沿いで、バルト海は、深い青だったり、曇りの日には灰色を帯びた霧みたいな青になったり、海岸に打ち寄せると控えめな白い水泡になったりするんです。Isager HighlandのSkyとSandの複雑な色味は、このデザインにとてもよくマッチしていると思いました。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Inese: MCはミディアムブラウンの砂のような色、縁取りのレース部分はオフホワイトにして、うみべの砂丘や白い波を連想させるような色使いがいいと思います。 amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか? Inese: 暖かい気候が好きで、夏はできる限り外に出るんです。森の中をハイキングしたり、家族とサイクリングしたり、湖や海のほとりでただ水を眺めて過ごしたり。波の音が大好きなので、何時間でも海辺を歩けてしまいます。 細い毛糸で編むのが好きですし、レース糸を夏に編むのは素晴らしいです。しかし、外で過ごす時間が多いので、夏は他の季節ほどは編み物はしません。社交的なニッターではないので編み物を持ち歩いたりもしないんです。 Ineseさん、ありがとうございました!

Baltika by Inese Sang

amirisu26号には、世界中から11人の素晴らしいデザイナーが参加してくれました。今日からこちらのブログで、デザイナーへのインタビューを紹介していきます!初回はBaltikaをデザインしてくれたIneseさん。Baltikaを初めて見た時、色の組み合わせも繊細なレース模様も、その軽さとサイズ感も、全てがパーフェクトで思わず「うう〜!!」と唸ってしまいました。それでは、お話を聞いてみましょう! amirisu: デザインのインスピレーションについて教えてください。 Inese: 広大なバルト海からインスピレーションを受けました。太陽の光が水面にまぶしく反射する夏の穏やかな海から、大きな力強い波まで、バルト海はいろいろな表情を見せてくれるんです。ラトビアの民話では、白く砕ける波は、太陽の乙女に導かれた海の馬として表現されます。それを白色のレースで表してみました。水の動きと、刻々と変化する波の輪郭の繊細さを伝えるのに、レースは最も美しいテクスチャーだと思います。海は、長年にわたって私のインスピレーション源です。その色、水、音は、クリエイティブな新しいアイデアをもたらしてくれます。もうひとつの挑戦は、単なるアイレット模様ではなく、海の動きを伝えられるテクスチャーの本体レースパターンを考え出すことでした。 amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか? Inese: 一番難しかったのは、バルト海の水の雰囲気を最もよく表現してくれる毛糸と色を見つけることでした。ラトビアの海岸沿いで、バルト海は、深い青だったり、曇りの日には灰色を帯びた霧みたいな青になったり、海岸に打ち寄せると控えめな白い水泡になったりするんです。Isager HighlandのSkyとSandの複雑な色味は、このデザインにとてもよくマッチしていると思いました。 amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか? Inese: MCはミディアムブラウンの砂のような色、縁取りのレース部分はオフホワイトにして、うみべの砂丘や白い波を連想させるような色使いがいいと思います。 amirisu: 夏はどんな過ごし方をするのが好きですか?夏には何を編んだり作ったりしますか? Inese: 暖かい気候が好きで、夏はできる限り外に出るんです。森の中をハイキングしたり、家族とサイクリングしたり、湖や海のほとりでただ水を眺めて過ごしたり。波の音が大好きなので、何時間でも海辺を歩けてしまいます。 細い毛糸で編むのが好きですし、レース糸を夏に編むのは素晴らしいです。しかし、外で過ごす時間が多いので、夏は他の季節ほどは編み物はしません。社交的なニッターではないので編み物を持ち歩いたりもしないんです。 Ineseさん、ありがとうございました!

Issue 26 - Pattern Preview

Issue 26 - パターンプレビュー

シヴ by フィオナ・アリス 糸梳毛糸(MC) 約755(835、915、1010、1105)(1215、1335、1465、1615)ヤード/690(760、835、920、1010)(1110、1220、1340、1475)メートル(CC)約450(495、545、600、675)(740、815、905、1000)ヤード/410(450、500、550、615)(675、750、825、915)メートル サンプルデ・レルム・ナチュラ・ジリアット(MC=キプレス、CC=ブルイヤール) サイズ仕上がりバスト寸法: 1 (2、3、4、5) (6、7、8、9) = 40 1/2 (44 1/2、48、52 1/2、56 1/2) (60、64 1/2、68、73)」/ 103 (113、122) 、133.5、143.5)(152.5、164、172.5、185.5)cmサンプルはサイズ2です。 ウェーブブレイカー by スザンヌ・ソマー 糸フィンガリングウェイトヤーン(A) 約575(820)ヤード/525(750)m (B) 約370(625)ヤード/340(570)m サンプルアミリスパレード(ダブリン、オスロ)...

Issue 26 - パターンプレビュー

シヴ by フィオナ・アリス 糸梳毛糸(MC) 約755(835、915、1010、1105)(1215、1335、1465、1615)ヤード/690(760、835、920、1010)(1110、1220、1340、1475)メートル(CC)約450(495、545、600、675)(740、815、905、1000)ヤード/410(450、500、550、615)(675、750、825、915)メートル サンプルデ・レルム・ナチュラ・ジリアット(MC=キプレス、CC=ブルイヤール) サイズ仕上がりバスト寸法: 1 (2、3、4、5) (6、7、8、9) = 40 1/2 (44 1/2、48、52 1/2、56 1/2) (60、64 1/2、68、73)」/ 103 (113、122) 、133.5、143.5)(152.5、164、172.5、185.5)cmサンプルはサイズ2です。 ウェーブブレイカー by スザンヌ・ソマー 糸フィンガリングウェイトヤーン(A) 約575(820)ヤード/525(750)m (B) 約370(625)ヤード/340(570)m サンプルアミリスパレード(ダブリン、オスロ)...