掲載作品のデザイナー・インタビュー

Featured: Summer in Norway by Astrid Troland for Biches & Buches

Featured: Summer in Norway by Astrid Troland fo...

長い長いGWの連休も過ぎ、新緑が美しく気持ちの良い季節到来です。気温も暖かくなってきたとは言え朝晩は軽いセーターがあれば良かった、と思うような肌寒い日もまだありますよね。今日ご紹介するのはそんな時にぴったりなセーター、Summer in Norwayのデザイナーでもあり使用糸Biches& BuchesのオーナーでもあるAstrid Trolandです。この作品のインスピレーションや彼女の夏の過ごし方などを聞いてみました。   amirisu: このセーターのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Astrid: 何年か前に東京と京都を訪ねましたが、その旅からとても刺激を受けました。私が日本や日本的なことを考える時に浮かぶ2つの言葉があります。それはロマンチシズムと簡素、そこからシンプルな線を思い描きます。Summer in Norwayをデザインするにあたり、これらを盛り込むことを考えました。コントラストのない薄い2色の糸で編むことで簡潔さを表現できると思ったのです。模様もセーターの一部として溶け込んだ優しい印象の作品が出来上がったと思います。 amirisu: もし他の色で編むとしたら、何色を選びますか?I Astrid: 私達の糸を使うなら、秋にはgrey brownやdark grey brownをメインカラーにして、light greyかbeigeを対比色として使いたいです。又は、dark greyと light grey で編むバージョンもとてもエレガントだと思います。これ以外にも、皆さんが様々な色合いでこの作品を編んでくれるのを見るのがとても楽しみです。色選びによってこのセーターは全く違う表情を見せてくれると思います。 amirisu: 一番好きな夏の過ごし方を教えて下さい。 Astrid: 夏は家族と共に田舎で過ごすのが好きです。そこでみんなが違うことに取り組んでいたとしても、みんなで一緒の場所にいるだけでも楽しいんです。たくさんの面白いアイデアが浮かんでそれについて話し合ったりしていると、とても刺激を受けます。 Astridさん、質問に答えて頂きありがとうございました。amirisuではBiches &...

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長い長いGWの連休も過ぎ、新緑が美しく気持ちの良い季節到来です。気温も暖かくなってきたとは言え朝晩は軽いセーターがあれば良かった、と思うような肌寒い日もまだありますよね。今日ご紹介するのはそんな時にぴったりなセーター、Summer in Norwayのデザイナーでもあり使用糸Biches& BuchesのオーナーでもあるAstrid Trolandです。この作品のインスピレーションや彼女の夏の過ごし方などを聞いてみました。   amirisu: このセーターのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Astrid: 何年か前に東京と京都を訪ねましたが、その旅からとても刺激を受けました。私が日本や日本的なことを考える時に浮かぶ2つの言葉があります。それはロマンチシズムと簡素、そこからシンプルな線を思い描きます。Summer in Norwayをデザインするにあたり、これらを盛り込むことを考えました。コントラストのない薄い2色の糸で編むことで簡潔さを表現できると思ったのです。模様もセーターの一部として溶け込んだ優しい印象の作品が出来上がったと思います。 amirisu: もし他の色で編むとしたら、何色を選びますか?I Astrid: 私達の糸を使うなら、秋にはgrey brownやdark grey brownをメインカラーにして、light greyかbeigeを対比色として使いたいです。又は、dark greyと light grey で編むバージョンもとてもエレガントだと思います。これ以外にも、皆さんが様々な色合いでこの作品を編んでくれるのを見るのがとても楽しみです。色選びによってこのセーターは全く違う表情を見せてくれると思います。 amirisu: 一番好きな夏の過ごし方を教えて下さい。 Astrid: 夏は家族と共に田舎で過ごすのが好きです。そこでみんなが違うことに取り組んでいたとしても、みんなで一緒の場所にいるだけでも楽しいんです。たくさんの面白いアイデアが浮かんでそれについて話し合ったりしていると、とても刺激を受けます。 Astridさん、質問に答えて頂きありがとうございました。amirisuではBiches &...

Follow up on Craft Guide to Sydney and Melbourne

シドニーとメルボルンへのクラフトガイドのフォローアップ

私たちが 2019 年夏号を仕上げて印刷している間、親切な読者の皆さんが、シドニーとメルボルンの一部の店舗が BIPOC の顧客を虐待していること、および彼らの行動を正そうとしないことについての懸念を共有してくれました。その時点では紙の雑誌の内容を変更することはできませんでしたが、Ravelry からダウンロードできる PDF 版にいくつかの変更を加えることにしました。 (無料ダウンロードコードは印刷物に同梱されております。最終ページをご確認ください。) これらのお店はクラフトガイドにはまだ掲載されていますが、私たちが作成したGoogleマップからは位置が削除されていることに注意してください。地図から削除された店舗をPDFで記載しました。 私たちは、問題となっている企業が将来的に考え方や行動を変え、私たちのコミュニティにとって重要なBIPOCの議論に参加することを心から願っています。編み物を通じて、私たちは世界中にたくさんの友人を作り、私たちが誇りを持ってその一員であるコミュニティは、すべてのファイバーアート愛好家(そしてさらに言えば愛好家でない人)にとっても親切で包括的で歓迎的な場所であると信じていました。そうではない場所があるということが残念でなりません。これらの企業が立場を変更したことが判明した場合、デジタル版に再度修正を加える予定です。   最後に、長年にわたり私たちをサポートしてくれているメルボルン地区の大切な販売店の 1 つ、Woolarium をリストに入れていなかったことを恥ずかしく思います。現在は Google マップで見つけることができます。   ウーラリウム265 ハイストリート、ノースコ​​ート。 VIC 3070 03 9486 5275 www.woolarium.com

シドニーとメルボルンへのクラフトガイドのフォローアップ

私たちが 2019 年夏号を仕上げて印刷している間、親切な読者の皆さんが、シドニーとメルボルンの一部の店舗が BIPOC の顧客を虐待していること、および彼らの行動を正そうとしないことについての懸念を共有してくれました。その時点では紙の雑誌の内容を変更することはできませんでしたが、Ravelry からダウンロードできる PDF 版にいくつかの変更を加えることにしました。 (無料ダウンロードコードは印刷物に同梱されております。最終ページをご確認ください。) これらのお店はクラフトガイドにはまだ掲載されていますが、私たちが作成したGoogleマップからは位置が削除されていることに注意してください。地図から削除された店舗をPDFで記載しました。 私たちは、問題となっている企業が将来的に考え方や行動を変え、私たちのコミュニティにとって重要なBIPOCの議論に参加することを心から願っています。編み物を通じて、私たちは世界中にたくさんの友人を作り、私たちが誇りを持ってその一員であるコミュニティは、すべてのファイバーアート愛好家(そしてさらに言えば愛好家でない人)にとっても親切で包括的で歓迎的な場所であると信じていました。そうではない場所があるということが残念でなりません。これらの企業が立場を変更したことが判明した場合、デジタル版に再度修正を加える予定です。   最後に、長年にわたり私たちをサポートしてくれているメルボルン地区の大切な販売店の 1 つ、Woolarium をリストに入れていなかったことを恥ずかしく思います。現在は Google マップで見つけることができます。   ウーラリウム265 ハイストリート、ノースコ​​ート。 VIC 3070 03 9486 5275 www.woolarium.com

Featured: Wings of the Dove by Joan Forgione

Featured: Wings of the Dove by Joan Forgione

Thank you Joan for answering the questions!   amirisu16号をリリースしてから、たくさんの方に作品を編んで頂き本当に嬉しく思います。InstagramのKALにも多くのご参加ありがとうございました。さて、今日はKALでも大人気だったWings of the Doveのデザイナー、Joan Forgioneをご紹介します。Freia YarnsのOmbre Merino Laceの流れるような色の変化がパターンとぴったり合っていて、ため息が出るほど美しいショールです。では、インタビューをお楽しみ下さい。   amirisu: このショールのインスピレーションはどこから得ましたか? Joan: インスピレーションはショールの形から得ました。半円のショールはレース模様やアイレット模様にとても合う形です。流れるような模様とドレープを出す為に様々な組み合わせを考えることは、私にとって挑戦でもあり、とても楽しい時間でもありました。   amirisu: もし他の色で編むとしたら何色を選びますか? Joan: そうですね、多分グラデーションではない薄い色で編むと思います。とても薄いピンクか黄色かしら。テストニッター達は全員単色に近い色で編んでくれましたが、どの作品もとても綺麗でした。   amirisu: 一番好きな夏の過ごし方はどんな感じですか?また、夏にはどんなものを編んだり作ったりしますか? Joan:...

Featured: Wings of the Dove by Joan Forgione

Thank you Joan for answering the questions!   amirisu16号をリリースしてから、たくさんの方に作品を編んで頂き本当に嬉しく思います。InstagramのKALにも多くのご参加ありがとうございました。さて、今日はKALでも大人気だったWings of the Doveのデザイナー、Joan Forgioneをご紹介します。Freia YarnsのOmbre Merino Laceの流れるような色の変化がパターンとぴったり合っていて、ため息が出るほど美しいショールです。では、インタビューをお楽しみ下さい。   amirisu: このショールのインスピレーションはどこから得ましたか? Joan: インスピレーションはショールの形から得ました。半円のショールはレース模様やアイレット模様にとても合う形です。流れるような模様とドレープを出す為に様々な組み合わせを考えることは、私にとって挑戦でもあり、とても楽しい時間でもありました。   amirisu: もし他の色で編むとしたら何色を選びますか? Joan: そうですね、多分グラデーションではない薄い色で編むと思います。とても薄いピンクか黄色かしら。テストニッター達は全員単色に近い色で編んでくれましたが、どの作品もとても綺麗でした。   amirisu: 一番好きな夏の過ごし方はどんな感じですか?また、夏にはどんなものを編んだり作ったりしますか? Joan:...

Featured: Moonlight by Megumi Sawada

Featured: Moonlight by Megumi Sawada

いよいよ来週には最新号リリースです!どんな春夏のウェアやアクセサリーが揃っているのか、私達もとても楽しみにしています。 今週はamirisu15号MoonlightのデザイナーであるMegumi Sawadaさんをご紹介します。システムエンジニアとしてお忙しく働く傍ら編み物に熱中し、WALNUT Tokyoにもよくいらして下さいます。いつも糸のことや新しいデザインのことなど、楽しくお話させて頂いています! では、インタビューを始めたいと思います。     amirisu: Moonlightのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Megumi: 前からWoolfolkのFarの質感がとても好きで、この糸を使ったセーターを作りたいなぁとずっと思っていました。自分が好きなファッションが、シンプルでちょっとかっこいい感じがするスタイルで、それを実現したいなと今回のMoonlightを考え始めました。糸に特徴があるので、セーターの形や模様はシンプルに、でも一枚着ているだけでおしゃれな感じのセーターにしたいなぁと、スワッチをいくつも編んで、今回のデザインになりました。   amirisu: もしご自分用にもう1着編むとしたら、何色にしますか? Megumi: Farの02、ライトグレーで編みたいです。サンプルの05の墨黒もカッコいい感じでとても好きなのですが、淡色だとまた違った印象になるのじゃないかと思って。   amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Megumi: 10歳の頃に、子ども向けの手芸の本に棒針編みが載っていて、やってみたいと思ったのが始めです。母はかぎ針編みしかしなかったので、母のお友達に表目と裏目の編み方だけを教わって、あとはその本を読みながら、靴下を編みました。説明通りに編んだら、かかとがちゃんとできて、感動したのを覚えています。   amirisu: 最初は日本の編み図で編まれていましたか?その場合は、海外パターンやRaverlyに出会ったことで何か変わったことはありますか? Megumi: 2012年までは日本の編み図で編んでいました。日本の編み図は大体1サイズのみで、おそらく海外パターンのSぐらいなのですが、私は日本人としては背が高くて身体が大きいので、編み図通りに編んでは、着れなくて家族や友達にあげる、というのを繰り返していました。2012年末にインターネットを徘徊していて、Ravelryとamirisu、手染め糸にほぼ同時に出会いました。その時に海外パターンのMサイズで編むと自分の身体にぴったりだと発見してからは、嬉しくて自分のものを編みまくり、完全に編み物中毒になりました。それまでの生活とは全く時間の過ごし方が変わりました。きっとRavelryやamirisu、海外パターンに出会っていなかったら、今ほど編み物はしていなかったと思うし、自分でデザインをしてみようとも思っていなかったと思います。   amirisu: 海外から来日するニッターさん達にオススメのお店や場所があったら教えて下さい(都内でも、ご実家近くでも!) Megumi: おススメのお店はWALNUT Tokyo です。お店自体も雰囲気よくて品揃えも良いのでおススメですが、表参道の駅からお店までの道沿いにいろんなお店があるので、ウィンドウを見てるだけでも楽しいです。あとは浅草橋でしょうか。毛糸屋さんもありますが、ビーズパーツのお店や革製品などの手仕事の小さなお店があったりして、少し歩き回るだけでも結構楽しいです。 編む場所としては、編み物友達も私も割とスターバックスコーヒーやカフェで編んでいます。コーヒーを飲みながら編むのは、気分転換にもなるしおすすめです(あまり長時間いると追い出されるかもしれませんが)。カフェですごい勢いで編んでいる人がいたら、もしかしたら私かもしれません。何を編んでいるの?と声をかけてもらえたら嬉しいです。...

Featured: Moonlight by Megumi Sawada

いよいよ来週には最新号リリースです!どんな春夏のウェアやアクセサリーが揃っているのか、私達もとても楽しみにしています。 今週はamirisu15号MoonlightのデザイナーであるMegumi Sawadaさんをご紹介します。システムエンジニアとしてお忙しく働く傍ら編み物に熱中し、WALNUT Tokyoにもよくいらして下さいます。いつも糸のことや新しいデザインのことなど、楽しくお話させて頂いています! では、インタビューを始めたいと思います。     amirisu: Moonlightのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Megumi: 前からWoolfolkのFarの質感がとても好きで、この糸を使ったセーターを作りたいなぁとずっと思っていました。自分が好きなファッションが、シンプルでちょっとかっこいい感じがするスタイルで、それを実現したいなと今回のMoonlightを考え始めました。糸に特徴があるので、セーターの形や模様はシンプルに、でも一枚着ているだけでおしゃれな感じのセーターにしたいなぁと、スワッチをいくつも編んで、今回のデザインになりました。   amirisu: もしご自分用にもう1着編むとしたら、何色にしますか? Megumi: Farの02、ライトグレーで編みたいです。サンプルの05の墨黒もカッコいい感じでとても好きなのですが、淡色だとまた違った印象になるのじゃないかと思って。   amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Megumi: 10歳の頃に、子ども向けの手芸の本に棒針編みが載っていて、やってみたいと思ったのが始めです。母はかぎ針編みしかしなかったので、母のお友達に表目と裏目の編み方だけを教わって、あとはその本を読みながら、靴下を編みました。説明通りに編んだら、かかとがちゃんとできて、感動したのを覚えています。   amirisu: 最初は日本の編み図で編まれていましたか?その場合は、海外パターンやRaverlyに出会ったことで何か変わったことはありますか? Megumi: 2012年までは日本の編み図で編んでいました。日本の編み図は大体1サイズのみで、おそらく海外パターンのSぐらいなのですが、私は日本人としては背が高くて身体が大きいので、編み図通りに編んでは、着れなくて家族や友達にあげる、というのを繰り返していました。2012年末にインターネットを徘徊していて、Ravelryとamirisu、手染め糸にほぼ同時に出会いました。その時に海外パターンのMサイズで編むと自分の身体にぴったりだと発見してからは、嬉しくて自分のものを編みまくり、完全に編み物中毒になりました。それまでの生活とは全く時間の過ごし方が変わりました。きっとRavelryやamirisu、海外パターンに出会っていなかったら、今ほど編み物はしていなかったと思うし、自分でデザインをしてみようとも思っていなかったと思います。   amirisu: 海外から来日するニッターさん達にオススメのお店や場所があったら教えて下さい(都内でも、ご実家近くでも!) Megumi: おススメのお店はWALNUT Tokyo です。お店自体も雰囲気よくて品揃えも良いのでおススメですが、表参道の駅からお店までの道沿いにいろんなお店があるので、ウィンドウを見てるだけでも楽しいです。あとは浅草橋でしょうか。毛糸屋さんもありますが、ビーズパーツのお店や革製品などの手仕事の小さなお店があったりして、少し歩き回るだけでも結構楽しいです。 編む場所としては、編み物友達も私も割とスターバックスコーヒーやカフェで編んでいます。コーヒーを飲みながら編むのは、気分転換にもなるしおすすめです(あまり長時間いると追い出されるかもしれませんが)。カフェですごい勢いで編んでいる人がいたら、もしかしたら私かもしれません。何を編んでいるの?と声をかけてもらえたら嬉しいです。...

Featured: Anagram by Amy van de Laar

Featured: Anagram by Amy van de Laar

最近インスタグラムに投稿されている#memademayというポストに目を奪われています。Me-Made-MayとはSo ZoというサイトのZoeが始めた”5月はできるだけ自分で作った洋服を着よう!”というチャレンジです。目的は、自分のワードローブについて考え、手作りの洋服を自信を持って着られる自分になることです。今年の私は皆さんのポストを見ているだけですが、少しずつ自分の洋服を見直して来年にはこのチャレンジに参加できたら良いな、と思っています。 さて、今日のブログではamirisu 15号からAnagramのデザイナー、Amy van de Laarをご紹介します。彼女のデザインするショールや帽子や小物類は美しい模様が印象的でありながらどんな洋服にも馴染み、ワードローブの中でいつも手を伸ばしてしまうような作品ばかりです。では、インタビューを始めましょう。 amirisu: この作品のインスピレーションはどこから得ましたか? Amy: 私の幾何学模様のデザインの多くがそうであるように、このスカーフと帽子も模様編みから自然に発展していきました。私は模様を作り出すのが好きで、自然の中の物や写真から得たアイディアを模様に落とし込めた時にとても満足感を得ます。私は小さなモチーフを、自分の好きな編み図や反対にまったく想像できなかった編み図に辿りつくまで色々な方法で組み合わせていくことも好きです。Anagram Hat & Wrap のモチーフは6目×12段で垂直と対角線にリブの入った小さなブロックを積み上げてできています。このブロックからスカーフの紆曲したパターンや帽子のジグザグとダイアモンド型が組み合わさったようなパターンを作り上げました。このような幾何学的模様をデザインすることや編むことは私のとても好きなことの1つです。 amirisu: もし他の色で編むとしたら? Amy: 私は暖かいゴールド色で編むことがとにかく好きなのですが(例えばBrooklyn Tweed ArborのKlimt)、このデザインはArborのDegasという薄いピンクで編んでも素敵だと思います。 amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はどこですか? Amy: オーストラリアのメルボルンには5年程住んでいますが、まだまだ新しい発見があります!私がいつも訪れる小さな毛糸屋は2店です。まずはオーストラリア産の毛糸の品揃えが素晴らしいMaker Maker。そしてBrooklyn Tweedの糸やパターンを売っているYarn + Co。先日はMaker Makerで土曜日のニットイベントに参加して、今までは InstagramやRavelryで知り合いだった方たちに実際に会うことができてとても嬉しかった。地元の毛糸屋は編み物仲間に会うことができる貴重な場所です。...

Featured: Anagram by Amy van de Laar

最近インスタグラムに投稿されている#memademayというポストに目を奪われています。Me-Made-MayとはSo ZoというサイトのZoeが始めた”5月はできるだけ自分で作った洋服を着よう!”というチャレンジです。目的は、自分のワードローブについて考え、手作りの洋服を自信を持って着られる自分になることです。今年の私は皆さんのポストを見ているだけですが、少しずつ自分の洋服を見直して来年にはこのチャレンジに参加できたら良いな、と思っています。 さて、今日のブログではamirisu 15号からAnagramのデザイナー、Amy van de Laarをご紹介します。彼女のデザインするショールや帽子や小物類は美しい模様が印象的でありながらどんな洋服にも馴染み、ワードローブの中でいつも手を伸ばしてしまうような作品ばかりです。では、インタビューを始めましょう。 amirisu: この作品のインスピレーションはどこから得ましたか? Amy: 私の幾何学模様のデザインの多くがそうであるように、このスカーフと帽子も模様編みから自然に発展していきました。私は模様を作り出すのが好きで、自然の中の物や写真から得たアイディアを模様に落とし込めた時にとても満足感を得ます。私は小さなモチーフを、自分の好きな編み図や反対にまったく想像できなかった編み図に辿りつくまで色々な方法で組み合わせていくことも好きです。Anagram Hat & Wrap のモチーフは6目×12段で垂直と対角線にリブの入った小さなブロックを積み上げてできています。このブロックからスカーフの紆曲したパターンや帽子のジグザグとダイアモンド型が組み合わさったようなパターンを作り上げました。このような幾何学的模様をデザインすることや編むことは私のとても好きなことの1つです。 amirisu: もし他の色で編むとしたら? Amy: 私は暖かいゴールド色で編むことがとにかく好きなのですが(例えばBrooklyn Tweed ArborのKlimt)、このデザインはArborのDegasという薄いピンクで編んでも素敵だと思います。 amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はどこですか? Amy: オーストラリアのメルボルンには5年程住んでいますが、まだまだ新しい発見があります!私がいつも訪れる小さな毛糸屋は2店です。まずはオーストラリア産の毛糸の品揃えが素晴らしいMaker Maker。そしてBrooklyn Tweedの糸やパターンを売っているYarn + Co。先日はMaker Makerで土曜日のニットイベントに参加して、今までは InstagramやRavelryで知り合いだった方たちに実際に会うことができてとても嬉しかった。地元の毛糸屋は編み物仲間に会うことができる貴重な場所です。...

Featured: Geo Point Hat by Dallas Ann Prentice

Featured: Geo Point Hat by Dallas Ann Prentice

ここ日本では春満開!どこにいても鮮やかな新緑やカラフルな花が目に入って幸せです。この季節になると明るい色の物が編みたくなり、自分の糸コレクションからピンク色や黄色の糸を引っぱり出してはにんまりしています。私たちは半袖で出かけられるような毎日を楽しんでいますが、まだまだ雪が降ったり寒さが続いている国もあるようですし、南半球の皆さんはそろそろセーターを着たくなる季節でしょうか。 今回ご紹介するのはamirisu15号 Geo Point HatのデザイナーであるDallas Ann Prenticeです。耳あて付きで、大胆な幾何学模様が際立つユニークな帽子は、どんな気候の場所でも楽しんで頂けると思います。では、彼女に色々とお聞きしてみましょう。 amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Dallas Ann: 私は左右対称の物や線、幾何学模様がとても好きな一方、変わった構造の物を編むことがすごく嫌いなんです。帽子の耳あてが編みつけてある方法を見るといつもうんざりしていたので、耳あてを綴じはぎなしてつける方法を探したいとずっと思っていました。60年代や70年代のイメージにガーターやすっきりとしたI-cordの縁を私らしく盛り込みたいとデザインを考えました。デザインをしている最中には、なんだかまったく関連性のないものをブレンダ―で混ぜているような気分でしたが、すべてがうまく溶け合いGeo Pointができあがりました。 amirisu: もし他の色で編むとしたら何色を選びますか? Dallas Ann: ぱきっとした紫と黒でカラーワークの部分を編み、つぶつぶの入った糸でガーターを編んだら絶対に素敵だと思んです! amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はありますか? Dallas Ann: イリノイ州のPeoriaにあるFiber Universeというお店は川沿いにあってとても楽しい場所です。大きな窓の横にグループで編めるような場所があり、お店にいる人達とおしゃべりをしながら時間を過ごすことができます。ここから近いZion Coffeeというお店も私のお気に入りです。窓がたくさんあってきれいな自然光が入るので、編み物をするのに最高の場所なんです。コーヒーだけでなくシンプルな食事も美味しいですよ。 質問に答えて頂きありがとうございました。 15号のモノトーンも素敵ですが、紫と黒とつぶつぶの糸も魅力的ですね!

Featured: Geo Point Hat by Dallas Ann Prentice

ここ日本では春満開!どこにいても鮮やかな新緑やカラフルな花が目に入って幸せです。この季節になると明るい色の物が編みたくなり、自分の糸コレクションからピンク色や黄色の糸を引っぱり出してはにんまりしています。私たちは半袖で出かけられるような毎日を楽しんでいますが、まだまだ雪が降ったり寒さが続いている国もあるようですし、南半球の皆さんはそろそろセーターを着たくなる季節でしょうか。 今回ご紹介するのはamirisu15号 Geo Point HatのデザイナーであるDallas Ann Prenticeです。耳あて付きで、大胆な幾何学模様が際立つユニークな帽子は、どんな気候の場所でも楽しんで頂けると思います。では、彼女に色々とお聞きしてみましょう。 amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか? Dallas Ann: 私は左右対称の物や線、幾何学模様がとても好きな一方、変わった構造の物を編むことがすごく嫌いなんです。帽子の耳あてが編みつけてある方法を見るといつもうんざりしていたので、耳あてを綴じはぎなしてつける方法を探したいとずっと思っていました。60年代や70年代のイメージにガーターやすっきりとしたI-cordの縁を私らしく盛り込みたいとデザインを考えました。デザインをしている最中には、なんだかまったく関連性のないものをブレンダ―で混ぜているような気分でしたが、すべてがうまく溶け合いGeo Pointができあがりました。 amirisu: もし他の色で編むとしたら何色を選びますか? Dallas Ann: ぱきっとした紫と黒でカラーワークの部分を編み、つぶつぶの入った糸でガーターを編んだら絶対に素敵だと思んです! amirisu: あなたの街に旅行で行くとしたら、お勧めの毛糸屋やお店、場所はありますか? Dallas Ann: イリノイ州のPeoriaにあるFiber Universeというお店は川沿いにあってとても楽しい場所です。大きな窓の横にグループで編めるような場所があり、お店にいる人達とおしゃべりをしながら時間を過ごすことができます。ここから近いZion Coffeeというお店も私のお気に入りです。窓がたくさんあってきれいな自然光が入るので、編み物をするのに最高の場所なんです。コーヒーだけでなくシンプルな食事も美味しいですよ。 質問に答えて頂きありがとうございました。 15号のモノトーンも素敵ですが、紫と黒とつぶつぶの糸も魅力的ですね!