Calathea by amirisu

Calathea by amirisu

6月4日にamirisu最新号, 22号をリリースしました。22号ではLayersをテーマにしたウェアと小物を12点掲載しています。

今日からこちらのブログでは22号掲載のデザインを1つずつご紹介していきたいと思います。デザイナーさんにデザインのコンセプトと近況を伺いました。

まずは、夏用のスカーフにぴったりなCalatheaのデザイナー、Hiromi Otsuruさんをご紹介します。Walnut東京店でレッスンを受け持つamirisuの仲間でもあります。

 

amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか?

Hiromi: イメージボードを見たときに凹凸や重なり、、そんな印象を受けました。そこからデザインを進めていくうち、織物のような繊細な編み地を作ってみたいなと思い糸はTrioを使用しようと決めました。色々な編み地を試した後、異なる太さの糸を使用し片側と反対側で全く違う印象の編み地ができました。
次に形を考えましたが、夏に使いたいショールでスカーフのようにさらっと巻くだけでいつものTシャツがお出かけ着に変わるような。そんなミニショールにしようと決めました。

 

amirisu: もう1枚編むとしたら何色で編みますか?

 Hiromi: 試作品として初めに編んだものがあるのですが、それは薄い水色とカッパーで編みました。とても気に入っています。

 

amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?

Hiromi: 小学生の時に祖母に編み物を教えてもらい初めてかぎ針で帽子を編みました。そこから棒針編みも教わりました。家には祖母からもらったたくさんの毛糸がありましたので、勉強に煮詰まったりした時など毛糸ボックスを持ち出して気持ちの赴くまま手を動かし、またしまう、、というのを繰り返していました。
何かを作るというより、『編む』という行為が好きでした。
一度編み物から離れましたが社会人になり本屋さんで荒井佐紀子さんの「セーターの絵本」という本を手に取り、編み物ってこんなに自由で素敵なものが編めるんだとまた編み物の世界へのめり込んでいきました。

 

amirisu: 家にいることが多くなり生活を楽しめるように工夫をしていらっしゃると思います。その中で新しい発見や良かったことがあれば教えてください。

Hiromi: 自転車を購入し、近くの駅などには自転車で行くようになりました。道すがらそれまで知らなかったお店を発見したり、公園を見つけたり、道がガタガタしていて楽しかったり、季節によって変わる葉っぱの色や花など、息子と一緒にちょっとした探検を楽しんでいます。

 

Hiromiさん、ありがとうございました。

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