日本ではブロックすることは海外ほど一般的ではないので、私がブロックする方法を紹介したいと思います。写真を見れば一目瞭然だと思います。他の方法や便利なアイデアを知っている場合は、コメントしてください。
お久しぶりです!最近かなり次号の作業が始まり、ブログやニュースレターがお休みになりました。そろそろ復活したいと思いつつ、日々忙しいです。
amirisu1号でXeniというショールを掲載しました。 パターンを買って下るのが海外の方が多いということから推測しても、日本でショールを編む方がまだ少ないとわかっています。 今回はレースのショールをより美しく仕上げるブロッキングを紹介します。
編み物を始めた当初、わたしも「ウールらしちゃったらフェルト変わっちゃうのでは?型くずれしちゃうのでは?」とかなり不安でしたが、今ではブロッキング命(それは大げさ)。とか、ブルックリンツイードさんの昔のブログでスウォッチでさえ水通すことを知り、徐々に怖がって薄く行ってきました。
これはXeniではなく、KitmanがデザインしたDamaskという他のショールです。 最近編みました。編み上がった時の様子はこんな感じです。 。
最初は濡らす作業。私はお湯(普段シャワーを浴びるくらいの温度)を張った洗面器にウール洗い用洗剤を少し垂らし、作品を浸します。に浸し、あとはお湯が完全に冷めるまで放っておきます。20分以上かな。
その後軽い水気を切り、数を捨てます(色落ちする場合もあるので、その時は気が済むまで)。
水気を切っているところ。
次はバスタオルに挟んで上から踏んで、水気を切ります。
編んだ物をフェルト化させた経験からいうと、羊毛、かなりこすらないとフェルトにならないので、全然心配することないです。
そして、広げます。もうこれだけで、大分編み目が開いて良い感じです。
今日は週末実家に帰る予定だったので、ベッドの上でブロッキングして2日間放置しました。床に広げたバスタオルの上にブロッキングする時もあるし、ブロッキングに使えそうなボードをホームセンターで入手可能な方もそうです。
私はブロッキングワイヤー、アメリカに行った時に周囲に迷いながら持って帰ってきました。 でも、要はただの針金です。 ちょっと丈夫な太さがあれば、何でも良いと思います。さは1本あたり0.9~1.2mぐらいあったほうが便利かと思います。
一番最初は青いすぐな上辺の一目ひと目通します。これが面倒なのですが、でも数週間かけて編んだショール、30分かけてブロッキングしてもいいでしょう、そして自分を納得させながら頑張ります。ワイヤー1本じゃ足りないので、2本使います。
次は、レースの途中。一番出っ張っているところを拾って行きます。2辺とも。これで三角形は出来上がるので、とりあえず無理のない範囲で頑張って引っ張って、ピンで固定します。 、中心線や模様の線がずれていないか、確認。歪みやすいようだったら、線が減らないように適当にピンを刺していきます。私は今回、中心線だけ刺しました。
このショールは大体が尖っていずに丸いので、丸い形になるように更にピンを刺して行きます。
これで完了。このまま乾くまで放置すればOKです。ブロッキングする前と全然違いますよね?ぜひやってみてね!アイロンでは出来ない完成度になりますよ。